Global Youth Conference 2018

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水都国際の運営は世界中にネットワークを持つ大阪YMCAが担います。もうすでにそこにある、「ステキな学習プログラムを水都でも!」という魂胆で、YMCAの様々なイベントやら、部署やらに顔を出しているのですが、その中の一つが、この「Global Youth Conference」です。

日本にいながらにして英語を勉強できるんです!当ブログ読者特典もありますよ。

さて、『Global Youth Conference in 大阪』開催決定で紹介したこともあり、全国からたくさんの高校生が申し込んだと聞きました。今年参加できなかったみなさんは、英語力にさらに磨きをかけて来年参加しましょう。とにかく、宿泊費と食費込みで4万ちょいで世界20か国以上から来日する参加者たちと寝食を共にして議論に明け暮れるという機会はそうそうありません。

高校生の時にこんな機会があるって知っていれば、バイトしたお金をもっと有意義に打使えたのにって思いました。交通費も含めて、ひと夏バイトすれば、参加できる額ですもんね。

GYC 2018

今年のGlobal Youth Conferenceは21か国から104名の参加者がありました。共通言語は英語です。参加するには英検でいうと準1級の英語力が求められます。2級でも英語の面接にパスすれば参加することができます。

ファシリテーションを担当するのは大阪YMCAにインターンに来ている世界中の大学生たちです。大阪YMCAの各施設や事業部で約3か月研修しながらこのイベントの準備をします。ユーモアに富んだ彼らの熱量が凄いんです。よっぽど準備したんだろうなと、ディスカッションを見ていて思いました。

このイベントを計画立案し、インターを指導するのは大阪YMCAのグローバル部門です。ディスカッションに何となくTOK(Theory of Knowledge:知の理論)の香りが、振り返り方やアクティビティにCAS(Creativity、Activity、Service)の面影が随所に感じられたのですが、それもそのはず、担当者はIB経験者なんですね。

GYCの奥義

階は違いますが、グローバル部門の彼らと私は同じビルの中にいるので、「ここをこうすれば、もっとIBっぽくなるね」なんて、時々話し合いました。でも、彼らの思いはもっと深いところにあります。話を聞いていて、結局のところ、IBであろうとなかろうと、「教育が目指すところは同じ」だなと思いました。

参加者それぞれが、意思決定の過程に関与する機会を通して学んだこととその経験を日常生活に持ち帰り、チェンジメーカーとして自らの人生を主体的に生きていく力を育むことです。参加者を生徒に置き換えると、そっくりそのまま学校という文脈における教育目的と重なります。それが全てセッションの中心に据えられています。

もしかしてこの世の中を動かすことにつながる意思決定に自分も関われると知っている人生と、知らない人生ははるかに違うと思うんですよね。もし知っていたら、結局あらゆることが自分事になって、あらゆることが勉強に繋がっていきます。以下のエントリーで書いた時の興奮を私はいまだに鮮烈に覚えています。水都国際では、そんな風に中学生、高校生のうちに、自分たちで決めるって経験を責任感をもって経験する機会をできる限り多く提供したいなと思っています。

当ブログを運営している天才的ぼた餅キャッチャー、熊谷優一がIBのプロジェクトメンバーに選ばれました。
本ブログを運営している天才的ぼた餅キャッチャー、熊谷優一がIBのプロジェクトメンバーに選ばれました。

21世紀のリーダーシップ

今年のGlobal Youth Conferenceのディスカッショントピックは2つありました。人工知能と精神衛生です。AIが今後人間の生活にどのように影響を与えるのか、そして精神的にサポートを必要とする人にコミュニティーはどのようにかかわっていくべきか。そんな内容を2日間かけて議論します。

全員がすべてのトピックを議論します。初日の朝よりは最終日の午後の議論のほうが深まるようです。その頃には参加者もずいぶん打ちとけて、それぞれのコミュニケーションの取り方のくせも知ったもんで、各グループではスムーズに進行できるように議論を回す人も出てきます。

その姿に、21世紀のリーダーシップを見ました。議論を回すというリーダーシップがあり、メモを取ってまとめるというリーダーシップがあり、アクティブに聞き手に回り、質問したり、コメントしたりというリーダーシップがあり……。

地位ある人物の権威によるリーダーシップではなく、関係性やミッションの中から生まれるリーダーシップ。一人のカリスマのパワーではなく、みんなの得意を少しずつ持ち寄って完成する集合的リーダーシップ。知識やスキルが細分化するこれからの社会で求められるのはこういった力なのではないかと思います。フォロワーシップという言葉もありますが、むしろ部分における異なるリーダーシップと私は理解しています。

最後に

2日目夜に行われた各国対抗のタレントショーは21か国から参加者がいたこともあり、全く終わる気配がありませんでした……。国民性というのは明らかに存在するようです。「ノリ」が違います。これ、本当に目に見えて違うんです。

日本の発表は全体的にカワイイんですね。オーストラリアは賑やか、フィリピンは超オープン、台湾はノリノリ、アメリカは夕食が終わった直後に大盛り上がりで大食いショーをするミステリー、すべて書ききれませんが、それぞれに異なる「ノリ」があり、会場がその「ノリ」の渦に巻き込まれていました。

シンガポールの発表が面白かったですね。シンガポールで話されている「シングリッシュ」という英語を解説したのですが、聞き取れないし、単語も聞きなれないので、全く意味が分からない。でも、発音練習したり、用例をみんなで吟味したりと、こんな個性がある英語があるのかと聴衆の関心を一気に引いていました。

Global Youth Conferenceは六甲山YMCAで3泊4日で行われる英語で諸問題を議論し、交流を深める絶好の機会です。それが4万円強で参加することができます。英検準1級を持っていれば面接なしで参加が可能です。こんなにたくさんの国から来た参加者と知り合うことができます。来年もこの時期に行われると思います。ぜひ、予定に入れておいてください。

実は今、まだ二日目が終わったばかりなのですが、いてもたってもいられず、原稿を書いてしまいました……。明日、明後日どのような議論が続くのか楽しみです。

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