ナレッジキャラバン at 水都国際中学体験授業(08/26)

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6月30日に行われた水都国際学校説明会の模様を熊谷が報告します。

6月30日に大阪市主催で行われた大阪市立水都国際中学校高等学校の説明会には1700名を超える方が来場されました。その席で8月26日(日)に小学校6年生向け、9月16日(日)に中学校3年生向けに体験授業を行うことを発表しました。

まだ校舎が引き渡されていないので大阪YMCAの施設を利用しないといけないこと、採用は決まっているものの、その先生たちは現在別の学校に勤務しているので当日体験授業を担当する先生の数が十分でないことから、今年度は受験対象学年の児童・生徒のみを対象にすることになりました。

興味を持っていただいた方は多く、たくさん問い合わせもありましたが、その辺の事情をご理解いただければと思います。来年度は先生たちも、生徒もいますので何とかします!

水都国際の衝撃?

当日は、開校前だというのに、日本全国の学校関係者、企業の方、新聞・テレビ・雑誌の記者の方など異なるバックグランドを持ったたくさんの方が視察に見えました。関心を寄せていただいて、本当に感謝しています。

㈱サマディグループのYoutubeチャンネルに体験授業の様子がアップされています。当日どんな雰囲気で体験授業が行われたのかはこちらの動画をご覧ください。残念ながら参加者の生き生きした表情は肖像権の問題があり、泣く泣くカットしていただきました。でも、子どもたちも、保護者のみなさんも、とてもいい表情で取り組んでいたので、私たちも何だか嬉しなりました。

「Education Tomorrow」という教育革新に関する情報を発信しているメディアでは、『“全国初の公設民営中高”だけではない「水都国際」の衝撃』という記事が配信されています。

水都国際では日本アクティブラーニング協会と共同で水都オリジナル「新しい大学入試問題」のシートを開発しました。記事でも話していますが、水都国際がIB認定校になったとき「知の理論」に必要なスキルや知識を段階的に高める上で、この問題群は非常に効果的だと考えています。

それが新しい大学入試の方向性と合致しているのであれば、生徒たちに導入しない手はありません。一定の問題数をこなすと、会長に就任した日本学術振興の理事長も務める安西祐一郎先生から認定証をもらえるのもまたいいですね。

愛と希望の弁証法

ホンマノオト21」では『愛と水都国際 究極のオープンスクール 愛と希望の弁証法』という記事が配信されました。恥ずかしながら、私たちの無意識の意図を言語化していただき、勉強になりました。でも入り口で「アート(創っていくこと)」が水都のテーマになっていることがバレたかぁと、結構あっさりいろんな仕掛けが見破られたなぁと、赤面しました。

「21世紀型教育機構」の事務局長をされている本間勇人さんは私学教育をこれまで研究されてきました。太田先生が本間さんのプロジェクトに参加していたこともあり、私もお会いして、公設民営の学校設立に大いにエールをいただいています。

21世紀型教育は私学教育改革の文脈で多くの私立学校が参加し、校内の教育改革を実践しています。その中で「思考コード」というIBのApproach to Learningに通じる指標を提案しています。太田先生は前任校で各教科、学校行事などでそれぞれ「思考コード」作成の議論を主導してきました。

水都国際でも独自の「思考コード」をIBに絡めて作成したいと考えています。公立の学校ではありますが、民営なので私学教育にも混ぜていただいて、一緒に研究していけないだろうかと思っています。

学び方の選択肢

知っていて選ばないことと、知らなくて選ばないことは全く意味が異なります。これまで日本では、何を学ぶかについて、高校から選択することができました。しかし、どう学ぶかという視点で学校を選ぶことは公立の文脈ではできませんでした。

次の学習指導要領では、何を学ぶかに加えて、どう学ぶのかについても焦点が当てられています。「対話を通した主体的な学び」というフレーズを耳にすることが多くなりましたよね。「主体的な学び」ってん何ですかね?「対話を通した学び」ってどんなですかね?

私たちなりの答えを模擬授業で体験していただけたことと思います。水都国際は国際バカロレアの学習方法を取り入れ、学び方の選択肢としてVisionary School、未来志向の学習の場を提案していきたいと思っています。

その根底に流れているのは、子どもたちが大人になったとき、どのような時代を生きていくのかという時代観です。少子化、グローバル化、Society 5.0、人生100年時代……などなど。私たちが育ったのと同じ時代を生きるのなら、これまでの学習方法で子どもたちも生きていけるかもしれません。でも、すでにもうそういう時代ではありません。

サムソン電子が2014年に設立した忠南サムソン高等学校を熊谷が訪ねました。

近隣の国々でも教育改革が行われています。日本の教育がガラパゴス化すると産業界は危惧しています。

最後に

開校したらどんな先生が水都国際で教えるのか気になっている方も多いと思います。採用する日本人の先生方は現在、他の学校で教えています。年度途中で彼らが離任することが知られてしまうと、生徒のモチベーションにも影響があると判断し、オープンハウスの時点では公表はしないことにしました。

生徒たちの学びが滞ってしまうことは本意ではありません。できれば、水都国際に移籍しても前任校と繋がって、両校の生徒たちの学びが広がるような存在でいてほしいと思っています。綺麗ごとだと思われると思われるかもしれませんが、事実、私は前任校である筑波大学坂戸高校には定期的に訪問していますし、大阪YMCAが毎年実施しているGlobal Youth Conferenceに筑坂からも参加者がいました。

こんな風に日本国内外の学校と、先生と繋がることで、生徒たちも繋がって、より大きな学びの機会が作れると私は信じています。何も堅苦しく協定書を結んで、姉妹校になったりとかではなくて、それこそプロジェクトベースで参加できるようになれば、より気楽に、気軽に参加できる学習機会が提供、参加できるのではないでしょうか。

それを可能にするのがICTです。太田先生と私はネットワークだけは広いので、水都でも子どもたちの学びが広がるように企業ともつながっていきたいと思っています。

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