新・IB認定校への道:コンサルテーション開始

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新・IB認定校への道』シリーズでは申請過程について私のこれまでの経験を踏まえて、今何が起きていて、IB校認定に向けてどんな準備を進めているのか、発信したいと考えています。リリースの時期は月初めにしたいと思います。

さて、水都国際は2018年9月1日より公式にIBDP候補校になり、コンサルタントが付きました。認定申請は次のステージに入りました。

コンサルタント

2018年8月31日のことでした。IBOシンガポールオフィスの認定申請担当からコンサルタントが決定した旨、メールが夜遅くに届きました。こうしたIBOからのメールはすべてコーディネーターと校長に届きます。

そのメールに示されていたコンサルタントは何と私の友人でした。前任校でも随分お世話になりましたし、私がコーディネーターとして困ったときに、嫌な顔をせず救いの手を差し伸べてくれた、ありがたい存在です。

実際、友人から学んだことが私の現在のIB観になっていますし、昨年札幌でMYPのワークショップをした時にも、たくさんアドバイスをもらいました。私が筑波大学坂戸高等学校でIB認定を受けて、大阪に移籍したことも、大阪での文脈も全部すでに知っている心強い存在です。

早速、Basecampであれこれ議論を始めています。

Basecamp

「Basecamp」とは認定申請における学校とIBO、そしてコンサルタントや確認訪問チームとのコミュニケーションをとるためのサイトです。公式に候補校になるとそのサイトが突如現れます。

コンサルタントと相談したり、IBOに質問したり、IBOから指示や有益な情報が届いたり、コンサルタントから質問されたりします。コンサルテーションが終了し、認定申請書類の受付が開始されると、確認訪問チームが指名されますが、そのチームとのコミュニケーションもこの「Basecamp」上で行われます。

そして、「Basecamp」にはもうひとつ機能があります。それは日本とグアム地域のコーディネーターたちの情報交換の場です。そこでコーディネーターが困っていることがあれば質問して他の経験あるコーディネーターから助言をもらったりします。

現在はDP科目担当の先生たちの勉強会を計画したり、年に2回行われるDPCミーティングのお知らせなんかが載っていたりしますね。時に、求人情報が載っていることもありますね。DPCが見るサイトなので、現在の学校から他の学校に移りたい場合は、他の先生よりもコーディネーターの先生の方がチャンスがあるっちゃ、ありますね。

コンサルテーション

さて、コンサルタントが指定され、「Basecamp」がオープンし、候補校に対してコンサルテーションが開始されます。コンサルテーションは候補校申請料に含まれていますので、別途費用は掛かりません。ただし、コンサルタントが2日間学校を訪問する際の旅費、宿泊費、雑費は学校が負担することになっています。認定申請における学校が負担する費用については別途解説したいと思います。

コンサルテーションにはスカイプなどで直接相談できる時間が設けられています。しかし、直接やり取りをするよりも、Basecampで質疑応答するという方を好むコンサルタントもいます。コンサルタントと言っても、別のIB校で教えている先生ですから、日中どうしても校務追われて、余裕がないというのも理解できます。

熊谷がIBコーディネーターとして2校目となるIBDP認定申請に挑む本日が始まります。

では、水都国際で今何をしているかというと……前回の「新・IB認定校申請への道」に列挙した書類の作成を始めています。11月中に第一稿を完成させ、コンサルタントに助言を仰ぎ、そして改訂したものを2019年1月中には完成させたいと思っています。

最後に

今回はもう、私はひとりではありません。IB指導経験を持った先生たちと、まだ指導経験はないものの公式ワークショップに参加してやる気満々の先生たちが私を全面的にサポートしてくれています。私は前任校で作成したすべての書類がありますから、それをサンプルに各文書にリーダーを指名しました。

それぞれの文書を作成するリーダーが中心になってワーキングチームを構成し、リサーチを行い、議論をして文書を作成し、さらに私と議論をしながら仕上げます。私はコーディネーターとして、文書作成のタイムラインを設定し、議論に必要なリソースとメソッドを提供します。そして議論の報告を受け、必要な助言を行います。

各科目のカリキュラムアウトラインについては、まだ赴任していない科目の先生もいるのですが、採用が決まっている先生はほぼDP科目の指導経験があるので、現在のカリキュラムアウトラインをアップデートしたものを作ることになっています。ただ、カリキュラムガイドが改訂される科目がいくつかあります。数学とTOKです。来年2月には新しいガイドに基づいた教科書がOxfordから出版されるので、それを待ってからにしようということにしました。

コーディネーターが一番早く、一番多くの情報を入手します。それをチームに共有するのが役割です。コーディネーターの元にすべての情報が集まるシステムを構築することを勧めます。そして定期的にProgramme Resource Centre(PRC)にログインし、最新情報を入手する癖をつけてくださいね。

情報の海に溺れない体力を少しずつ養っていきましょう!

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