IB認定校への道 -My IB登録しましたか?-

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みなさん、こんにちは。熊谷優一です。国際バカロレア認定校でディプロマ・プログラムのコーディネーターをしています。

以前こちらのエントリーで、IBの各プログラムや認定申請などに関する様々な情報をどのようにして得ているのかについて取り上げました。

全国のIBコーディネーターの先生に、熊谷優一からのメッセージです。

その中にオンライン・カリキュラム・センター(Online Curriculum Centre)というサイトがあります。そのサイトが12月中旬に廃止され、プログラム・リソース・センター(Programme Resource Centre)に代替されることが発表されています。

というわけで、今回はコーディネーターの先生向けに、新しい情報集約サービスの登録についてお伝えしようと思います。もしコーディネーターの先生がまだこの情報を得ていないようでしたら、こそっと教えてあげてください。

プログラム・リソース・センター(PRC)

これまでIBのプログラムや教育の具体的な中身に関しての情報はオンライン・カリキュラム・センター(OCC)に集約されていました。各プログラムの科目の指導内容や評価に関する文書はOCCで入手することができるので、コーディネーターだけでなく、科目担当の先生にも役立つサイトです。最近では、2016年11月に実施された日本語の最終試験の問題と採点スキームがOCCの各科目のところにアップされていましたよね。

OCCのアカウントは候補校に認定されると、まずはコーディネーターに付与されます。候補校の科目担当の先生のアカウントはコーディネーターがIBに申請します。1週間かからないくらいでコーディネーターのところにパスワードとともに送られてきます。認定校の場合は、コーディネーターが「IBIS」というサイトでOCCのアカウントを付与したい先生を登録します。

OCCには、どの科目の見直しがいつ行われるのかといったことや、DPC向けの季刊情報「DPC NOTE」といった最新の情報もアップされます。最終試験の評価や傾向などについての情報も随時公開されます。コーディネーターは情報を見逃すと最終的に自分が困ることになるので、私は最低でも週に一度は覗くようにしています。

また、科目担当の先生は日々の指導でなかなか見ないことも予想されるので、各科目についての最新情報をチェックしたうえで、その先生にさりげなく、「変更あるみたいだね。具体的には変わった点をミーティングの時にシェアしてもらっていい?」と声をかけるようにしています。正直なことを言うと、そうでもしないと科目担当の先生はなかなか見てくれません…コーディネーターの先生方、ですよね?

これまでOCCがどんなサイトなのかについて説明してきましたが、そのOCCに代わるのが、プログラム・リソース・センター(PRC)です。OCCと同様の機能を持っています。OCCは12月中旬には閉鎖されるそうなので、もうPRCを見られるよう手続きして、新しいシステムに慣れましょう。

※OCCは候補校、認定校の先生が見ることができるサイトです。一人ひとりアカウントが付与されています。一部各国の言語に翻訳されていますが、ほとんどすべての文書は英語で書かれています。候補校以前の段階にある学校関係者、一般の方は見ることができません。ただ、日本では文部科学省が日本語で翻訳された一部の文書をこちらのサイトで公開しており、誰でも閲覧が可能です。

プログラム・リソース・センター登録方法

プログラム・リソース・センターを利用するためには、まずは「My IB」のアカウントを新たに取得することになります。「My IB」とは何かを説明することよりも、まずは「My IB」のアカウントの取得方法から解説することにします。

アカウントを取得するにはこちらのリンクから直接必要事項を記入してください。

英語がある程度大丈夫という方は、こちらのサイトで登録方法や活用方法について詳しく説明されているので、参照して下さい。

各先生がこのリンクから登録を完了して、「My IB」にログインするときに、コーディネーターのところにメールが届きます。そこでコーディネーターが承認するとその先生のアカウントが使えるようになります。これで科目担当の先生もIBの各プログラム、科目の内容や評価方法などについての情報をおいつでも見ることができようになります。

結局、コーディネーターにはひと手間かかるのはかかりますが、「IBIS」で校内一人ひとりのアカウントを登録していくよりは楽になるかなと思います。

※IBISとはコーディネーターの作業用サイトです。IBのプログラムを受講する生徒の情報を入力したり、各生徒の最終試験の科目やレベルを登録したりします。コーディネーター以外の先生は存在も知らないかもしれませんね。

最後に

コーディネーターとして私が最も苦労したことのひとつは情報を入手し、共有することでした。なぜならば、IBの情報は様々なサイトに点在しているからです。あるサイトではこう言われていて、別のサイトでは違うことが説明されていて、混乱するしかありませんでした。またそのサイトの数も半端なく多いんです。

私は今6つのIBのサイトのアカウントを持っています。もう七面倒くさいです。一個に統一してほしいと心から願っています。日本人だからそう思うのかというとそうではないんですよ。各国の先生がどうようのことを言っています。だから、「My IB」というシステムにみんな凄く期待しています。

さて、2017年3月に横浜で行われたIBのアジア大会で、2020年に『プログラムの基準と実践要綱(Programme Standard and Practice)』が改訂されることが発表されました。その概要がレポートとしてOCCにアップされています。この文書は認定や認定後の再評価の根拠となる文書です。大幅に変更になるので、コーディネーターの先生は目を通しておくことを強く勧めます。

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