IB認定校への道 -確認訪問1-

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みなさん、こんにちは。熊谷優一です。筑波大学附属坂戸高等学校で国際バカロレア・ディプロマ・プログラム・コーディネーターをしています。

今回と次回の2回に渡り確認訪問を取り上げます。いよいよ『IB認定校への道』シリーズの最終回です。候補校のコーディネーターの先生を対象に書きました。ここまでのことを科目担当の先生も管理職も知る必要はありませんので読み飛ばしてもらえればと思います。

コーディネーターの先生にとっては正念場です。イロイロ起こりますよ~。全く気が抜けません。それだけは言っておきます。全神経をVerification Visit(確認訪問)に集中できる体制を絶対に(!)作ってもらって下さい。じゃないと、死にます。私は訪問を受けるまでの1か月の間、8キロ体重が落ちました。今はかなり戻ってきていますが(残念)。

この間、校内外からちょっとした嫌みを言われたりするかもしれません。例えば、「認定されなかったらこの学校に居場所ないね」とか…。でも大丈夫。「その時はこの学校そのものがなくなるかもしれませんねぇ。一蓮托生ですよ!」なんて肩なんか組んだりして満面の笑みで返しましょう。IB認定を受けることは学校にとって必ず成功させなければいけないミッションの場合が多いですよね。こういうことはほら、組織の中ではよくあることですから、いちいち腹を立てないで、「うるせー、このポッポッポー」くらいに受け流すのが吉です。

※これはあくまでも例え話ですからね。フィクションですよ。フィクション。エンタテイメントとして読んでください(意味深)。

提出書類一覧1

筑坂が確認訪問を受けたのが今から1年ほど前でした。その時と今とでは認定申請の仕組みが変わっていますので、はっきりこうですとは言えないのですが、何らかの参考になればうれしいです。公式に提出が求められた書類は以下の通りです。箇条書きにしますね。

1. 認定申請書
2. 学校パンフレット
3. IBに係る学校組織図
4. 評価に関する方針
5. 言語に関する方針
6. 学問誠実性に関する方針
7. フルDP生の2年間の学習計画(内部評価を含む)
8. 教育課程表…フルDP生の3年間の教育課程
9. アクションプラン
10 . 各DP科目カリキュラム・アウトライン

以上の書類は基本的にはIBDOCSの所定の箇所に順次アップロードします。アクションプランにしても、ポリシーにしてもいちいちエビデンスも用意しておきましょう。私は上記1から10のファイルをエビデンスとして作っておきました。全部で30冊くらいになったかなと記憶しています。

書類準備

さて、上記の書類はコンサル訪問の時にすでに提出していますよね。確認訪問までに注意を受けたところを再度書き直して、再提出します。確認訪問の時もOKがもらえない場合もあります。その時は訪問期間中に書き直してOKがもらえるまで提出し続けます。

実は、IBDOCSには提出が求められない文書でも、Educatorに求められる文書がある可能性があります。事前に提出を求められる場合がほとんどですが、訪問期間中に新たに求められることもあり得ます。その場合はもう瞬発力、「えいやー!」で作るしかありません。

もうそこまでいけば、腹をくくっていることと思います。確認訪問の直前および最中に提出が求められた文書は次で説明します。

提出書類一覧2

ここからはIBDOCSに提出は求められていませんが、Educatorから事前、もしくは訪問中に見せてくれと言われたものです。IBDOCSの追加資料のところにアップしたり、Basecampでアップしたりしました。直接手渡ししたものもあります。

11. インクルーシブ教育に関する方針
12. IBDPまたは科目選択者選抜方針
13. 校内分掌図(DPCの役割が明記されているもの)
14. 校務分掌規程(DPC及びDP科目担当者の役割が明記されているもの)
15. 成績通知表サンプル
16. Extended Essayに関する生徒用サポート資料
17. CASハンドブック
18. プログラムガイダンスブック
19. DPCのJob Description

訪問中に突然、「あの書類は?」って振られることがありますし、書き直しを求められることもありますので、やっぱりこの期間DPCには物理的かつ精神的余裕があるといいですね。

提出期限は要注意!

さて、長くなりますが、今回はこのことだけ言わせてください。認定申請に必要な書類を提出する期限です。私の時は二転三転しました。ここは要注意です。

コンサル訪問後、コンサルタントから認定の最終段階に進んでよしと判断されると、認定申請の書類を提出するサイトがオープンになります。これまでと同じIBDOCSです。いつの間にか認定申請用に様変わりしています。

そこには書類の提出期限が表示されています。最初、私が見たときは訪問の前日までとなっていましたが、ログインするたびにその期限が早まって、最終的には訪問の1か月前、2017年元旦になっていました。

元旦って!そうだよね、日本みたいにお正月を祝わない国だってあるよね…。私は研ナオコを見倣って、「コーディネーターはコーディネーター」とその年の年末年始はあきらめました。しかし、提出期限は絶対です。見落とさないように頻繁にIBDOCSを確認してください。前触れなく早まることがあります。

ここまでにしましょうか。次回は確認訪問を迎える前にDPCがやっておくといいなと私が個人的に思っていることを取り上げたいと思います。

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