祝3年目突入

みなさん、こんにちは。熊谷優一です。おかげさまで、2017年2月23日に「今からIBを始める君へ」としてスタートし、2018年5月1日に「チノメザメ~21世紀を学ぶ君へ~」とタイトルを変え、3年目に入りました。

本日は当ブログ(チノメザメ)を運営している私、熊谷優一(表の人)と松岡航(裏の人)とこの2年間を振り返り、今後のことを話し合いたいと思います。航くんは私より一回り以上若いのに、しっかりした若者でしてね。私は彼の言うまま、思うままに踊らされているわけです。

我ながら奴はクマユウ転がしが上手いなと感じ入ります。言うことがいちいち的を得て、時々ムムムってなるんですが……。

さて、当ブログの裏の部分を担当している松岡が久々に表に顔を出します。彼のメディアに携わる者としての思いにぜひ耳を傾けていただければと思います。

クマユウ
いつの間にかこのブログも3年目に突入したね。
わたる
2年早かったですね!初回の記事公開ギリまで作業をしていたのを昨日のことのように思い出します。
クマユウ
オレ達が出会ってもう7年か。2012年3月のカナダ、バンクーバーだったね。
わたる
はい。そして優一さんが筑坂(筑波大付属坂戸高等学校)で働くようになった2014年から頻繁に会うようになりましたね。
クマユウ
そう。そのタイミングで航くんに連絡して、ちょこちょこ会うようになって、ブログの話が出たんだった。
わたる
そうでしたね。「学校はあまりにも情報を外に出さなすぎだよな」と個人的に思っていたのでブログをやろうと提案しました。
クマユウ
どんなブログにするかとか、話しているうちに、IBについてやろうかってなったんだっけ?
わたる
そうですね。優一さんが携わっている教育プログラム、国際バカロレア(IB:International Baccalaureate)の話を聞いて「面白そう!こういう学び方したかったなー」と感じたと同時に、「国が導入を決めているのに浸透してないな」と思ったのを覚えています。
クマユウ
当初、IBについて情報を発信する目的でブログを始めたけど、航くん自身にも情報を発信することについてビジョンがあったよね?
わたる
優一さんと運営するといっても、教育業界ド素人の私が携わる教育系ブログ。ほとんどの人が同じように知らないはず、だったら僕みたいな素人でも取っつきやすい、思いっきりハードルが低いものにしようという思いでスタートしました。
クマユウ
最初は1週間に1回更新ってことだったけど、すぐに3日毎に更新することになって。航くんに言われるまま、馬車馬のように書き続けてるんだけど、なんでそうなったんだっけ?
わたる
ハードルを下げるといっても、扱っているテーマが簡単なわけではない。更新頻度が高いと読むのが辛くなって、離脱する人が出てくるんじゃないかなと当初考えてました。ただデータを見ると、そんなことはなさそうだなというのがあって、3日毎にお願いしましたね。
クマユウ
あなたにすっかり踊らされてるわけですよ、私は。言われるがままに。
わたる
でもそれで良いこともありましたよね?優一さんが欲しい情報を寄せてくれる人たちもいますしね。
クマユウ
これまで通りの努力で、より多くの情報が入ってくる仕組みを持てたのはブログで発信し続けたおかげだね。本当にありがたいことです。去年はいろんなところで話す機会があったんだけど、こそっと、「ブログ読んでます」って声をかけてもらう機会が多くなってきたね。でも、なんでこそっとなんだろう。みんながみんな。
わたる
「私はネクラです」と自分で発信してますから。みんな感じてるんじゃないですか?声をかけてしまうとプレッシャーになってしまうから、できるだけそっとしておこうという。
クマユウ
会ったことがない人にまで、気を遣われるくらいなのか。みんな優しいね。ありがたい。
わたる
ありがたいんですね。イジられてる感じもなくはないと思いますけど(笑)。最近では、国内はもちろんですけど、海外にお住まいの方々からも問い合わせがありますよね。
クマユウ
この間も新潟のお母さんや沖縄の先生から問い合わせがあったね。マレーシアやベトナムのお母さんからも。みなさん一様に困っていた。
わたる
データを見ると、海外ではアメリカや中国、東南アジアで多く読まれているようなんですが、最近はブラジルからのアクセスが増えています。日本語で知りたいって人は多いんだと思います。
クマユウ
DP生から進路相談を受けることもあってね。英語DP(Diploma Programme:ディプロマ・プログラム)をやっている生徒だったけど、国内のあまりDP生がこれまで志向してこなかった大学の学部を志望しててね。ピンポイントで大学の学部を選ぶという流れが出てきた。大学に入ってからのビジョンもはっきりしてたなぁ。
わたる
名の知れた有名大学ではない、革新的な学部で自分を活かしたいっていうことでしょうかね。優一さんて、どういうタイミングでブログを書いているんですか?
クマユウ
移動の時間に書くことが多いかな。新幹線や飛行機の中で。書くときは集中して何回分かまとめて書く。ストックがないと不安で。だから毎回リリースされて、読み返す度に、「こんなこと書いたっけ?」ってにビックリすることが多い。何か月か前に自分が書いたことは、今の自分とはまた違った視点や感情だったりするからね。オレは書きっぱなしで、あとは全部航くんに校正、校閲してもらって、その他作業してもらってるんだけど。
わたる
書きっぱなしと言っても「続ける」という一番難しいと僕は思っています。それを2年も続けてますからね。優一さんもですが、協力いただいてるみなさんが書いてくれる、発信してくれるから続けられています。何より見てくれる人も多くいますから、やりがいはありますよね。
クマユウ
批判されるときはもうやめようと思うんだけど、でもそういう批判が自分を育ててくれるって吉田真理さんが言ってた。その点では、何が批判される対象になるかを考察することができるから、ブログは自己修正をするために必要なツールになってきてるかな。
わたる
優一さんはこれまでを振り返って反省点はありますか?僕は2年目を振り返ると、「ハードルを下げる」という意識が少し薄くなってしまったなと感じているので、3年目は改めて意識しようと心に決めています。
クマユウ
3日毎にリリースしていると、正直振り返っている暇がなくて、誤字脱字もそのままに、どうせ航くんが直してくれるしくらいの気持ちで書いているところは反省しないととは思ってる。思ってるだけだけど。慣れたとはいえ、書き続ける体力はいるよね。
わたる
大丈夫ですよ!最近は「書きたいことがありすぎて、回が足りない!」と言っている優一さんですから!書いてもなお、リリースしたいことがあっても優先度が高い情報のために、書いたけど泣く泣くボツにしたのもたくさんありますよね?
クマユウ
丸っきりボツにしたのが去年は多かったね。時期が過ぎてしまったり、前後の文脈に関連性がなかったり。「サボりの美学」なんてただふざけただけだったしね。真面目に書けば書くほど、忙しくて余裕なくなればなくなるほど、ふざける傾向にあって、ことごとくボツになってる。
クマユウ
一番読まれてる記事が6,000ビュー超えてるのを見てさ、実際、一か月にどれくらいの人が見てるの?
わたる
人数はどうでしょう…記事ごと、月ごとによってかなりバラツキはあるんですが、少なくとも2,000人は見てくれてますね。かなりニッチで一般受けし辛い分野ですし、更新が3日毎ということもあるんですが、今年中には10,000PV/月をアベレージにしていきたいです。
クマユウ
そうだね。立場の違うたくさんの人がこれからの教育について考えたり、対話するきっかけになれたらうれしいです。
わたる
というわけで皆様、今後も応援よろしくお願いします。これまで通り、シンプルな疑問、質問などのお問い合わせはもちろん、優一さんへの講演やワークショップのご依頼、当ブログへのスポンサーなどなど常時募集しております。お問い合わせからご連絡ください。
クマユウ
WOW.
わたる
営業大事ですからね。
クマユウ
いつまでこのブログが続くかわかりませんが、今後ともどうぞよろしくお願いします。