「オトナキャラバン in 大阪(仮)vol.1」レポート 前編

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みなさん、こんにちは。熊谷優一です。4月20日に、苦悩するIBコーディネーターのみなさんがざっくばらんに情報交換できるような場として、「IBCカフェ」なる会を開催しました。

そして、保護者も学びたいという声に応えて、探求型学習、アクティブラーニングなど21世型の新しい学習へのアプローチを一学習者として体験できるような勉強会を6月23日にグランフロントで開催しました。

開始5分で学級崩壊!?

日曜日だというのに、「オトナキャラバン in 大阪(仮) vol.1」にはたくさんの方にお越しいただきました。異なる小中高の保護者、大阪府の高校の初任の先生方、府内の先生方、そして企業の方など多様なバックグランドを持つみなさんが参加されました。

参加される前は、ほとんど全員が「こういう場は慣れていないので緊張しています」とメールを私に送りつけてきたくせに、気がつけば開始5分で学級崩壊状態。話が盛り上がって誰も私の話を聞いてくれませんでした(正直、根に持っています)。こういうの緊張詐欺って名付けたい!

しかし、一方で私は凄く嬉しかったのですよ。だって、私がいたことすら忘れるほど、一人ひとり主体的に取り組んだ証ですからね。正直、3時間の間、私は無視されっぱなしで相当傷つきましたが、コドモもオトナも結局のところ「同じ反応だ!」って内心ニヤニヤしていました。

夢中になるってこういうことですよね。学んでいて楽しいときは大概こうなります。それをオトナのみなさんも思い出していただけたと思うんです。

学校を定義する

3時間のキャラバンは正直長いと思っていました。飽きられるかも、とも。でも予定したことは半分もできませんでした。話が盛り上がりすぎたからです。そして、終わってからもみなさん帰ってくれない。結局、「明日からお仕事ですから、もうそろそろお開きにしませんか?」と言い出したのは会が終わってから1時間半もたった頃でした(笑)。

今回のは「ガッコウ」を定義することからはじめました(定義をするスキルがなぜ重要なのかは、『知の理論」という科目を教え、学んでいる皆さんならよくわかってもらえると思います)。かつて学校に通っていたというのは全員共通でしたが、現在は学校で教える人、子どもを学校に送る人、学校相手に仕事をしている人など様々な立場の人の「ガッコウ観」が共有されました。こんなにも多様な認識を持っているのかと聞いていてワクワクしましたし、気づかせられることも多かったです。

私の「ガッコウ観」を話す機会はなかったのですが、こんな風に私はガッコウを捉えています。学校とは「すべての人にとってのセーフティネット」だと。学校に通う人だけではなく、地域の人達も含めて命を守る場所。私は東日本大震災の被災地、気仙沼出身ということもあり、避難所としても機能したガッコウをそう定義しました。

感想

参加したみなんから感想が寄せられています。今回と次回のエントリーで紹介させていただきます。

こんにちは。先日はありがとうございました。帰宅してから復習しようと思い、もう一度頂いたファイルを見返しました。最初の『学校とは何か』の問いから。

「学校とは……」と、まず頭に浮かんだのは、外壁に時計がついた昭和な校舎の絵でした。次に子供達や先生の顔の絵がポコポコと。なかなか文章が思いつきませんでした。復習しながら改めて、まず自分のこの幼稚な絵を受け入れて絵を言葉で定義し直してみようと思いました。

嬉しかった事。「日本の学校には日本の学校の、地域には地域の強みがある」と熊谷先生が仰った事。嬉しいというよりも、なんだか救われた気持ちになりました。現状の学校に、どんな強みがあるのかもっと知りたいと思いました。

グループワークで自分の受けた教育について話した時に、振り返ってみると激しい競争の中で、自分を追い詰めたのは実は自分自身だったことに気づきました。なんか不思議です。

子供の教育に参考にしたくて参加したのにいつの間に自分が楽しんでいたのですが、学んだこと・感じたことを子供に正しく伝えることについても、じっくり考えたいと思います。無駄のない良い内容で構成された勉強会で、参加された方々から多様なご意見を聞くことができ、有意義な時間を過ごせました。

熊谷先生には水都国際の学校説明会でお話ししました。熊谷先生が普段生徒さんたちとどんな授業をしているのかがわかるように廊下に貼られたたくさんの付箋。その内容もそうですが、何よりも、熱心に沢山お話しして下さるキラキラした熊谷先生に衝撃でした!

こんなにも子供の事を考えておられる先生。息子や息子の友達がこんな先生に教わることができればなぁと思いました。私にとって、「オトナキャラバン」も、このブログも本当に衝撃です。

最後に

私たちの話す言葉には、無意識のうちに自分自身が顕われることがあります。だから言葉を発すること、誰かに話すことによって自分に聞かせることは大切な学びの過程です。

参加されたみなさんが、昨日自ら話された言葉、聞いた言葉の中で、何か気づいたことがあれば幸いに思います。そして、これからも月1のペースで、ここ大阪で、「オトナキャラバン」を続けていきたいと思っています。やがて全国に広げていけたらと思っています。

教育に関心がある方であれば参加は大歓迎です。学校を超えて保護者が繋がったり、業種を超えて教育について語り合うことから、この学びの輪は広がっていくと私は信じています。まずは、8月25日(日)の大阪女学院中学校高等学校で開催する「ナレッジキャラバン in 大阪 2019 夏」にいらっしゃいませんか?9月以降の企画もそこで発表したいと思っています。

次回はもう少し、参加されたみなさんの感想をご紹介させてください。

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