「ナレッジキャラバン in 大阪 2019 夏」授業概要

みなさん、こんにちは。熊谷優一です。いよいよ「ナレッジキャラバン in 大阪 2019 夏」の申込受付が本日より始まります。時程は以下のとおりです。体験授業は同じことを2回行います。参加するみなさんは異なる授業を2つ受講することができます。

13:00 ~ 13:45 / 体験授業1
13:45 ~ 14:00 / 移動
14:00 ~ 14:50 / 全体会
14:50 ~ 15:00 / 移動
15:00 ~ 15:45 / 体験授業2
15:45 ~ 16:00 / 休憩・情報交換
16:00 〜 / 大阪女学院個別相談(希望者)

今回申込みを行うのは1回目、つまり「体験授業1」です。2回行われる体験授業の間に行われる「全体会」でイベントの趣旨と各講師の先生から授業紹介をします。「体験授業2」はその話を聞いてから選択できる方がより学びは深まると考えました。講師の先生たちにとっても、他の先生達の話を聞いて感じたことを2回目に反映できるはずです。参加する全ての人がこの3時間で「学び会える」ようにとデザインしてみました。

イベント参加および「体験授業1」の選択は以下のGoogleフォームよりお願いします。教室の関係で参加人数の上限がありますので、お早めにお申し込みください。

「ナレッジキャラバン in 大阪 2019 夏」申込みフォーム

さて、今回はイベントではどんな授業や実践研究事例発表が行われるのか、講師の先生方のメッセージを紹介します。

講師と授業概要

鈴木秀樹 / 実践研究事例発表:ICT × インクルーシブ教育

鈴木秀樹
2019年度から正式に教科書として使用が認められた学習者用デジタル教科書は、インクルーシブ教育の面からも有効なツールです。教室に集う全ての児童生徒が学びやすい環境を実現するとはどういうことか、学習者用デジタル教科書を例にして考えます。対象は不問です。東京学芸大学附属小金井小学校教諭

阿部富子 / 実践研究事例発表:主体的な対話を通した学びの場としての保健室

阿部富子
意外に思われるかもしれませんが、東日本大震災時に保健室利用は増えませんでした。昭和・平成・令和の時代の流れの中で、子どもたちに寄り添い続けてきた今だから語れる「変わりえないもの」とは。養護教諭目線ならではのエピソードをシェアさせていただき、対話を通して皆さんと一緒に振り返りたいと思います。対象は不問です。宮城県志津川高等学校養護教諭

阿部公彦 / 実践事例発表:IB日本語

阿部公彦
DP Japanese Bを受けている台湾人の生徒たちが日本で撮影された写真や活動などから自らの気づきや引っ掛かりを起点に、自ら答えを出す外国語としての日本語の授業を目指しています。今回は皆さんに参加してもらいながら私の授業をシェアしたいと思います。対象は高校生以上です。明道中学教諭

松崎秀彰 / 体験授業:IBDP × 知の理論

松崎秀彰
日本の学校にもIBという選択肢ができました。実際にIBの教育は日本の学校で日本の生徒たちを対象としてどのように行われるのか、行事や部活はどうなるのか、進路はどうなるのか、大学での学びとどうつながるのか、などの例を紹介します。「私たちはどのような学びを選ぶべきかをどのように知るのか」、一緒に考えてみませんか。対象は中学生以上です。茗渓学園高等学校教諭

梶木尚美 / 体験授業:IBDP歴史

梶木尚美
歴史って暗記科目? いえいえ、現在を見つめ未来を考えるために学ぶ科目です。みなさんが学んできた「歴史」に少し探究心を加えて、新たな知の世界を体験しましょう。一緒にDP歴史の授業にチャレンジしませんか?学ぶことは楽しい!対象は中学生以上です。大阪教育大学附属高等学校池田校舎教諭

山崎哲嗣 / 体験授業:IBDP × 知の理論

山崎哲嗣
私たちが「知っている」と思うことは本当にそうなのでしょうか?もしかしたらそれは、思い込み、偏見、くせ、ひどい場合にはデマなのかも知れません!?文化や背景の違う様々な人々と、共により良い世界を創っていくためには、自分は何を知っていて知らないのかを注意深く意識的する作法が必要です。今、世の中で起きている事柄を題材に一緒に学びます。国際バカロレアの中心的なプログラムを体験してみましょう。対象は不問です。大阪女学院中学校高等学校教諭

中西由次 / 体験授業:IBDP数学

中西由次
数学は長い歴史の中で培われ体系化されてきた学問です。近代以降、数学は科学技術の進歩に大きく貢献してきた一方で、数学も科学技術に触発されて新たな発展を遂げてきました。今でも数学は変化し続けているし、これからも変化して行くに違いありません。果たして、数学は発明されるものなのか。あるいは発見されるものなのか。そういうことを考えながら、数学を探求してみませんか。対象は高校生以上です。大阪女学院中学校高等学校教諭

William Miller / 体験授業:IBDP英語

William Miller
Learning a language takes a lot of hard work! The best way we can learn is by helping each other and working together. In my class, you will learn how to communicate together as a group by sharing your experiences! Active participation is required!
IBのアプローチで英語を学んだり、教えたりすることに興味を持っている皆さん、ぜひ体験してみてください!対象は高校生以上です。大阪市立水都国際中学校高等学校教諭

千葉由希子 / 体験授業:国語 × 批判的思考力

千葉由希子
定番教材を使って、多様な読みへのチャレンジです。「現代文って好きだけど嫌い。だって、いろいろ考えたって答えは決まってるんじゃない?」そんな声を生徒からもらいました。高校の授業って評価のため?入試のため?それとも主体的に学ぶため?「国語ってよく分からなかった」と思っていらっしゃる皆さんとだからこそ、改めて国語の授業を考えたいと思います。対象は高校生以上です。大阪府立箕面高等学校教諭

川本敦 / 体験授業:IBPYP

川本敦
国際バカロレアの初等教育プログラム(PYP)の中心は、Concept(概念)をもとにした教科融合型の探究学習です。45分という短い時間ですが、Concept(概念)をもとに考えを深めるとはどういうことなのか体験していただきます。対象は不問です。聖ヨゼフ学園小学校教諭

濵大輔 / 体験授業:イエナプラン

濵大輔
教師が敷いたレールの上を、あたかも学習者が主体的に選び取ったかのようにして歩ませる誘導的な探究は、果たしてホンモノの探究と言えるのでしょうか。IBと共通点の多いイエナプラン教育の発想を用いて、ワクワクをモチベーションにした探究の入り口を体験しましょう!対象は不問です。聖隷クリストファー小学校教諭

古屋佑奈 / 体験授業:IBMYP保健体育

古屋佑奈
保健体育の授業を通して学べることはなんでしょう?生きることに直結する、大切な教科であるはずの保健体育。皆さんはどれだけの価値を見いだせますか?MYPの特徴的な学びを、ちょっとだけ身体を動かしながら、ワイワイしながら、体感できる時間にしたいと思います。対象は中学生以上です。高知県立高知国際中学校高等学校教諭

熊谷優一 / 体験授業: プレIBDP知の理論 × 創造的思考力

熊谷優一
コタエがひとつとは限らない。そんな問題にチャレンジする小学生から大人まで全員を対象とした体験授業です。保護者のみなさんもお子さんの思考を広げるためにはどのような問いかけが効果的か、是非一緒に体験してみてください。学ぶことのマインドセットを更新しましょう!ナレッジキャラバン

時程および申込み方法

ナレッジキャラバン in 大阪 2019 夏

・日時
2019年8月25日(日)

・時程

12:00 〜

13:00 ~ 13:45

13:45 ~ 14:00

14:00 ~ 14:50

14:50 ~ 15:00

15:00 ~ 15:45

15:45 ~ 16:00

16:00 ~

/ 開場

/ 体験授業1

/ 移動

/ 全体会

/ 移動

/ 体験授業2

/ 休憩・情報交換

/ 大阪女学院個別相談(希望者)

・場所
大阪女学院中学校高等学校

・参加費
一般(大学生位以上):¥2,000
小学生(保護者同伴必須):¥2,000
中学生、高校生(保護者の同伴不要):無料

申込み方法は『申込み方法「ナレッジキャラバン in 大阪 2019 夏」』をご覧ください。

「ナレッジキャラバン in 大阪 2019 夏」の申込み方法を解説します。

みなさんにお目にかかるのを楽しみにしています!