筑坂IB説明会のお知らせ

みなさん、こんにちは。熊谷優一です。中学生のみなさん、いよいよ夏休みですね。夏休みといえば、たくさんの高校で行われる学校説明会のシーズンです。みなさんが、高校生活に期待をしていることは何ですか?

部活動?英語?キャリア教育?通学の便?

様々な選択基準があることでしょう。新しい国際基準の学び方に興味はありませんか?今日は私がコーディネーターを務める筑波大学附属坂戸高等学校の学校説明会について、中学生のみなさんに向けて書きたいと思います。

筑坂について

筑坂は総合学科の高校です。総合学科とは、簡単に言うと、自分が学びたい科目を進路や興味・関心に応じて、生徒自ら選択し、時間割を作って学ぶスタイルの学科です。

普通科の学校では学ぶ科目は一部を除いてほぼ決まっています。最終的にセンター試験を受けて、大学受験する生徒が多く、そのための準備が授業の大きな柱の1つになっていることと思います。

総合学科の生徒は、筑坂は特に、AO入試などの推薦入試で大学に進学する生徒がほとんどです。授業のスタイルは一斉授業と言うよりは、ディスカッションやプレゼンテーションが多く行われています。

私は元々宮城県の公立高校の教員で、総合学科の学校で6年間勤めましたが、筑坂のことはよく知っていました。何時かこんなところで働いてみたいと思っていたので、それが4年前に実現して、とても嬉しく思っています。

筑坂はとにかく全国の総合学科の中でも、学習機会が多く、その幅が広い。授業外でもたくさんの学びの機会があります。正直うらやましい。もし私が学生に戻れたら、こんな学校いいなって思います。

学校説明会について

筑坂の学校説明会は7月29日(土)、8月12日(土)、8月27日(日)の3回開催されます。時程は次のようになっています。

9:30 – :受付
10:00 – 11:00:全体説明会(学校説明・学校生活・施設紹介等)
11:10 – 13:00:体験授業・施設見学・部活動見学体験・個別相談

私は国際バカロレア(IB:International Baccalaureate)コーディネーターとして、全体説明の中でちらっと筑坂の国際バカロレアプログラムについて概要をお話しします。その後、体験授業でIBの「知の理論(TOK:Theory of Knowledge)」を取り入れた英語の授業を本校生徒と一緒に中学生のみなさんと行います。

どんなことをやるかと言うと…当ブログで「犬は吠えるがキャラバンは進む」というシリーズで、何度か報告しているような内容を英語で行います。興味がある生徒さんは、是非体験授業に来てください。私の生徒もサポートでいますので、安心して受けてもらえればと思います。

中学校3年生でなくても、遠慮なく来てみてください。将来どういう学び方をしたいのかを考えるきっかけになると思います。特に中学2年生のみなさんからは、大学入試の方法が大幅に変わりますよね。ということは、勉強方法が変わるということです。その方法として、IBの学習は有効だと考えられています。

IBについて何も知らなくても大丈夫!まずは一度体験してみましょうよ。

なお、学校説明会について詳しくは「筑波大学附属坂戸高等学校」をご覧ください。

最後に

「筑坂の一番良いところは何か?」と聞かれると、決まって私は「コミュニケーションキャンプ」と答えます。入学式の次の日から長野は黒姫高原で行われる3泊4日の合宿です。

入学早々、勉強合宿をするところはよく聞きますが、「コミキャン」はコミュニケーションを取ること、そのことだけに焦点を当てて行われます。プロジェクト・アドベンチャーという手法を用いて、人それぞれコミュニケーションの取り方には違いがあることを知り、その違うスタイルにどのように自分なりにアプローチするかを学びます。

人見知りだと心配していた生徒が、帰ってくると、「あなたはだぁれ?」っていうくらいグループワークで活躍しているので、このキャンプが筑坂での学びの基礎となっていると私常々考えています。

毎年2月に行われる本校研究大会の際は、毎年、私の英語の授業を公開しているのですが、みなさん一応に、英語力にバラつきがあっても全員アクティブティに参加していると驚かれます。しかし、私は授業で何か特別な仕掛けをしているわけではないので、これは絶対コミキャンの成果に違いありません。

英検の到達度テストで6級と判断された生徒が、何も見ずに英語で司会進行ができるのはコミュニケーションをとるスキームが出来上がっているからだと思います。

どうです?一度、ダマサれたと思ってクマユウの授業を受けてみませんか?中学生のみなさん、待っています!

次回は筑坂での私の生徒からの投稿です。とても嬉しいニュースが入ってきました。どうぞお楽しみに。