ネクラトラベラー番外編:かき氷を求めて

探り合って 探せなかった
求めあって 虚しかった

思いかげず 巡り合う
思いがけず

みなさん、こんにちは。熊谷優一です。あんなに暑かった夏も風には秋の気配がします。そんな夏の名残りに今回はかき氷で巡る旅をしてみたいと思います。

台湾のかき氷

かき氷好きの極楽浄土、台湾。インスタ映えどころか、あれは芸術です。ここに紹介するお店は残念ながら全店閉店していますが、本当に美味しかったんですよ。まぁみなさんが台湾に行けるようになったとしても、もう食べられませんけどね(笑)。

台北市内ではMRT士林駅から歩いて2~3分のところにある「GOMAN MANGO」という店があり、故宮博物館からの帰りに必ず寄っていました。かき氷の写真がFacebookのページにたくさんのっていますので、そちらをご覧ください。ちなみにトップ画像はこの店の近くにある士林市場の中のかき氷屋のものです。台湾のかき氷のレベルの高さが計れますよね。

台北の隣に新竹という街があります。MRT三重駅から歩いて10分くらいのところに「参好」というお店では「バラマンゴかき氷(280元)」という名物メニューがありました。雰囲気だけも写真を見てその凄さを感じてください。でも、正直言うと、食べきれずに普通にマンゴーを買えば良かったと思いました。

さて、台中市のかき氷のお店も紹介しましょう。國立自然科學博物館の向かいにある「有春冰菓室」というお店です。散歩していてたまたま見つけました。この店で有名なのはイチゴ山盛りのかき氷(180元)です。結構ここでは現地の人と何となくかき氷で会話がはずみました。台湾の街をぶらついているとそこかしこにかき氷屋さんがあるのでガイドブックに載っていなくてもかき氷好きの心を満たしてくれるはずです。

韓国のかき氷

コロナの影響かどうかはわかりませんが、こうしてまた行ってみたいと思う店が閉店してしまうことは一旅行者として本当に残念でなりません。また来たいと思う店と出会うのも旅行の愉しみですが、その店にまた来られたというのは幸運なのかもしれませんね。

さて、韓国も実はかき氷パラダイスです。かき氷専門店もありますが、パンのチェーン店やカフェでもかき氷が食べられます。しかもサイズがでかい!韓国語ではかき氷のことをパッピンス(팥빙수)と言います。「팥」はあずきを意味し、「빙수」は冰水と書きます。

韓国に行った際に是非食べてほしいのが、「ソルビン(설빙:雪氷)」というお店のふわふわかき氷です。日本にもついこの間までお店はあったのですが、こちらも閉店していたそうです。ソウル市内だと、だいたい観光客が行くエリアには店があります。明洞、鍾路、弘大、漢南の方にもありますので、ソウルに行った際はぜひご賞味ください。私は延世大学の正門前の地下鉄新村駅に通じる通り沿いの店舗によく行っていました。

大阪のかき氷

台湾が足りないと思った時に通う店が大阪にあります。「カイゲンカフェ」というお店です。靭公園のテニスコートのある所、交番の目の前にあります。このお店のかき氷はモダン(死語でしょうか?)です。私は豆花の入ったやつをよく注文しますが、チョコレートなど趣向を凝らしたかき氷が一年通して食べられます。

そして、かき氷好きが嵩じてヒーターで氷を温めながら削るというハイテクかき氷機を購入し、我が家でもかき氷を楽しんでいます。でもかき氷を食べると体を冷やして大概お腹が痛くなるのですよね。なかなかうまくいかないものです。本当は三度の飯よりもかき氷を食べたい気持ちなんですが、もう涼しくなってきたことだし、さすがに仕舞いました。ちょっと引かれるかもしれませんが、私が作ったかき氷がこちらです。

最後に

少しでも気が紛れるかと思って書いてみましたが、色々思い出すうちに、ますます旅に出たい気持ちが強くなるばかりでした。会いたいあの人に会えないから募る恋心のようです。片想いですけどね。

旅の目的地よりも旅をすることに意味がある(今回のTOKをエッセイの所定課題の1つに通づるところがありますが、どのお題かわかります?)とよく言われますが、日常を離れた旅の中で自分では思いもしなかったステキな人や、言葉や、心揺さぶられる経験と出会うことがあります。コロナ後の旅行はどうなっていくでしょうか。早く安心して国内外を行き来できるようになることを心から願ってやみません。