今からIBを始める君へ:私には世界に貢献できることがある

初めまして!沖縄尚学高校2年生、DP1年生の渡慶次(とけし)アリスといいます。趣味は、美味しいものを食べることや、運動をすること、写真を撮ることで、沖縄の綺麗な海やたくさんの自然が大好きです。

私には貢献できることがある

熊谷先生のブログを読んで、国内外でIBの学びについて知りたいと思っている方々が多いということを知りました。そこで、私自身が現IB生としてIBの学びを発信することで、私が貢献できることがあるのではないかと思い、このプロジェクトに参加することにしました。

私はIBのプログラムは将来的にもすごく役立つことが多く、自分自身を成長させてくれる学びだと感じています。日本全国でIBを学べる学校は増えていることから、IBを多くの方々に知ってもらうのは、すごく意味があることではないかと思います。

しかし、学習の視点からIBの学びについての情報はそんない多くありません。だから選ぶのをためらう人も多いのではないでしょうか。現在、IBを学んでいる私のような現役IB生たちが何をどんなふうに学んでいるのかを発信することで、より多くの方々がIBに興味を持ってくれるのではないかと思っています。

そしてこのプロジェクトを通して全国のIB生と繋がることで、新しい学びを得られることを楽しみにしています。

面影が浮かび上がる

このプロジェクトに参加している全国のIB生は毎月1回オンラインで集まって、あれこれ情報交換する場が設けられています。自己紹介がスムーズにいくようにと、今回は熊谷先生から「あなたが家から学校に通う通学路にないものはなんですか?最大3つまで上げてください。」というお題が出ていました。

私の答えは、公園、海、小学校の1つです。まず、公園に関しては、私が小学生の時、放課後いつも友達と遊ぶのが小学校内の遊具に限られていたこと、すなわち近くに遊べる公園などがなかったからだと思い出したからです。私の通学路は、道の周りがほぼ住宅やデパートとなっているので、確かに公園をつくるのには無理があると考えました。

次に、海に関しては、「沖縄と言えば海」という固定概念があるほど、沖縄は綺麗な海に囲まれていますが、実際私の家から近くの海まではすごく距離があるため、すごく身近なものではないし、もちろん通学路にはないと気づきました。

小学校に関しては、朝通学中、小学校にむかって歩いている小学生達を見かけはしますが、私の高校と小学校は正反対な場所であることから、通学中に小学校を見かけないということに気づきました。

私は全て物理的なものでしか分析を行いませんでしたが、他の参加者の中には、「余裕がない、時間がない」など、私とは全く別の視点で考えていて、すごくおもしろいと思ったし、私の中での新しい学びにもなりました。

熊谷先生からは私の答えと分析には、私が生まれ育った「面影が反映しているんじゃないかな」と言われました。私たち個々人が自然や人間関係も含めて自分の生まれ育った情景や面影を通して世界を見ている可能性はあるかな?」という問いはすごくTOKっぽいですよね。

話せることが増えてくる!

私がIBDPを志望した理由としては、IBで身につけられるプレゼン力やディスカッション力や、自分の意見を持って、それを皆と共有したりするすることは、将来すごく重要になると思うし、IBでなければ体験できない様な経験が多いと思ったからです。

私が現在選択している科目は、HLで、Math, BIology, Chemistry, Japanese、SLで、History, English Bを選択しています。English Bは、英語での授業ですが、その他の科目は、日本語で授業を受けています。

その中で苦労していることは、Mathの進みがとても早くて、予習復習でMath尽くしになってしまっていることです。案外いけたこととしては、中学まで日本語の教科書を使っていたので、IBでほとんどの科目が英語の教科書だということにすごく不安を抱いていましたが、意外と慣れもあるのか、そこまで教科書に関しては特に大変だと思ったことがないことです。

そして、育ったスキルとしては、人前で話す力とリサーチ力だと感じています。特に、Historyの授業では、ペアで調べたことを、クラスメートにプレゼンという形でよく発表しています。たくさんの資料を読み込み、それを理解した上で、自分の言葉でわかりやすく説明する。これを繰り返すことで、自分の知識も増えるし、相手にも共有できるのはすごく良い学習方法だと思います。

これからIBを始める君へ

IBは、一人一人の個性を引き出してくれる学習プログラムだと思います。たくさんの個性溢れるIB生とも関われてるのはもちろん、他のコースでは身につけられない経験や、将来必要とされる力も身に付くと思うので、ぜひ私達のブログを見ていただいて、一緒にIBを頑張れる仲間が増えたら嬉しいです!!