オトナキャラバン(仮)開催のご案内

みなさん、こんにちは。熊谷優一です。今年2019年4月20日に、苦悩する国際バカロレア(IB:International Baccalaureate)の各種プログラムコーディネーターのみなさんがざっくばらんに情報交換できるような場として、「IBCカフェ」なる会を開催しました。同じ悩みを抱えるコーディネーターの先生たちが胸の内を語り、苦労を分かち合い、そしてお互いを労いあう、何とも心温まる会になったと思います。

当ブログ(チノメザメ)に寄せられるメッセージを紐解くと、この胸の内のモヤモヤはコーディネーターの先生たちだけでなく、保護者にもたーくさんあるのではないかと思い至りまして……。保護者も学びたいという声もいただいておりましたので、それなら保護者や企業のみなさんを含む、18歳以上のオトナ向け(高校生不可)に、探求型学習、アクティブラーニングなど21世型の新しい学習へのアプローチを一学習者として体験できるような勉強会を、6月23日(日)14:00 ~ 17:00に梅田で企画しました。

オトナキャラバン(仮) in 大阪

みなさん、こんにちは。松岡航です。東京ナレッジキャラバンを熊谷と共同運営しています。

熊谷は文部科学省国際バカロレア教育推進コンソーシアムのACファシリテーターをしていることもあり、これまで日本各地で国際バカロレアの教育プログラムについて紹介してきました。私も遠くは熊谷の故郷である宮城県気仙沼市で行ったワークショップなどのイベントに同席することがありますが、体験授業に参加された保護者のみなさんが終了後、「自分たちもこんな風に学びたかった。もっと学びたいので、その機会を作ってほしい」と熊谷に熱く語る姿を見てきました。

優一さんは、最近では韓国や台湾など海外にも呼ばれるようになってきました。先日、シンガポールに呼ばれた時は、わざわざマレーシアから会いに来てくださった方がいたとかなんとか……。恐縮する熊谷をよそに、私はそれほどに情報を必要としている保護者の方々がいると確信しました。我々が運営するブログには、世界各地からたくさんのメッセージをいただいています。

そこで計画したのが、「オトナキャラバン(仮)」です。まずは大阪で始めてみます。すべての年代を対象に開いている「ナレッジキャラバン」と区別し、18歳以上(高校生不可)のオトナを対象とした勉強会なので、オトナと名付けることにしました。でも、もっといいタイトルが見つかるかもしれないという思いで(仮)にしています笑。

教育に関心がある方であれば大歓迎です。ぜひご参加ください。学校を超えて保護者が繋がったり、業種を超えて教育について語り合うことから、この学びの輪は広がっていくと確信しています。

詳細確認、参加申し込みは「オトナキャラバン申し込み」からお願いします。

苦悩はするけど、学びはやめない

再び、熊谷優一です。思い起こせば、5年前に筑波大学附属坂戸高等学校でDPC(Diploma Programme Coordinator)に指名されたときは、何もかもが手探りで、どうしていいかわからず、IBの難解かつ独特な用語に頭を抱え、地域コミュニティにどのようにIBという新しい学習プログラムを理解してもらえるのかおろおろするばかりでした。

しかしながら、もっと知りたいという声は日に日に大きくなっていくばかりです。一方、体験授業は大概、中学生を中心とした生徒向けで、オトナ向けの学習体験会は皆無です。

昨年2018年、海外に拠点を持つ関西在住の企業の人事部のみなさんにお話しする機会をいただきました。その席でも簡易的な体験授業後に、今後、新しい学習アプローチで学んだ新入社員が入社するのだから、会社側も今の教育について知っておかなければいけないという声もいただきました。

そこで計画したのが今回の会です。明日6月8日(土)午前10時から申し込みを開始します。会場の都合により22名までとなっております。先着順になりますことをどうぞご理解ください。

詳細は参加が確定した方に個別にご連絡を差し上げます。ぜひこれ機に大阪に足を伸ばしていただけたら嬉しいです。

最後に

実は夏にも仲間たちと大きなイベントを計画中です。大阪で開催します。今度は子供から大人、保護者から教員、ビジネスマンなどを対象に、年代横断的・社会横断的学習体験会的なイメージです。

フォーラムやシンポジウムというよりは、体験授業と情報交換会をメインとしたカジュアルなイベントになると思います。現在、スポンサーを絶賛募集中です。協賛いただける企業のみなさん、お問い合わせよりご連絡いただけると嬉しいです。

そして、21世紀型の学びの可能性を体験する模擬授業をしてくださる先生も募集しています。こち
らもお問い合わせから、もしくは私を見かけたときににお声かけいただければと思います。

この夏はみんなで楽しいことをしましょう!