『国際バカロレアワークショップ in 神戸』開催決定

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国際バカロレアのプログラムを実施している、もしくは認定申請をしている学校のコーディネーターにとって、校内の先生方が教科の内容や指導方法について研修する機会を設定したり、提供したりするのは重要な仕事の一つです。公式に行われるIBのワークショップに関する情報提供、そして校内で行われる研修にも一役買います。

IBワークショップ

みなさん、こんにちは。熊谷優一です。2019年5月24日~26日の3日間、神戸のカナディアン・アカデミーを会場にディプロマ・プログラムのうちいくつかのDP科目のワークショップが実施されることが発表されました。PYPのワークショップは玉川アカデミーで3月1日~3日の3日間行われるようですね。詳しくはFind workshopsを参考ください。

今回は以下の6つのDP科目のワークショップが開催されます。カテゴリー2となっているので、初心者向けではなく、経験者向けのワークショップのようです。言語はそのワークショップがどの言語で開催されるかを示しています。

科目 カテゴリー 言語
English B Cat 2 英語
Japanese A: Language & Literature Cat 2 日本語
Japanese A: Literature Cat 2 日本語
Mathematics: Analysis and Approaches Cat 2 英語
Mathematics: Applications and Interpretations Cat 2 英語
Administrators(管理職向け)

すでに申し込み受け付けが始まっています。早割は2019年3月24日までです。いつも通り申請者が多ければ抽選、少なければキャンセルされる可能性があります。

DP数学は新科目に完全移行

DP科目は7年毎に学習内容が改訂されます、以前も取り上げましたが、ここ何年かで改訂される科目は以下の表のとおりです。

科目 試験開始
2018 English B 2020年5月~
2019 Math SL/HL 廃止⇒新科目開始 2021年5月~
2020 TOK 2022年5月~
2021 Biology Chemistry Physics 2023年5月~

このうち、数学については現行の科目が新しい科目に完全移行します。新しい科目の名前は、「Mathematics: Analysis and Approaches」と「Mathematics: Applications and Interpretations」です。

これらの科目ガイドラインは2月頃にProgramme Resource Centreで公開される予定だそうです。それに対応したテキストはオクスフォード出版からは2月中には出版されるという情報を得ました。

まだ最終版ではありませんが、新しい科目ガイドを読んでみると、「Mathematics: Analysis and Approaches」の方が日本の高校数学の科目、例えば数学Ⅱや数学Ⅲ、一部数学Bの内容も入っており、親和性が高いのではないかと感じました。

TOKの改訂について

毎年8月に東京学芸大学附属国際中等学校を会場に行われるワークショップについては1月末頃に詳細が発表されると思います。数学とTOKが近々改訂されるので、注目したいですね。神戸では数学の新しい科目は英語でのみ実施されます。

TOKについては、「知の領域(Areas of Knowledge」が現行の「言語・知覚・感情・理性・想像・信仰・直観・記憶」の8領域から以下の表のように、コア領域とオプションとに分けられます。

コア Me as a knower and thinker

My perspective, assumption, bias

Where do our values come from?

How can we navigate the world? How can we tell when we are being manipulated/”spun”?

オプション Knowledge and Technology

Knowledge and Language

Knowledge and Indigenous Societies

Knowledge and Politics

Knowledge and Religion

「知るための方法(Ways of Knowing)」は「Knowledge and the Knower」に名前が変わり、歴史、人間科学、自然科学、数学、芸術の5つに絞られます。評価については、まだ議論の途中のようですが、内部評価は一新され、現在のプレゼンテーションとは異なる方法で行われるとのことでした。

今後の情報に注目ですね。

最後に

最後に、いつもコーディネーターの先生に向けて書いていることを繰り返します。

ワークショップに参加する先生方に、報告書の提出をお願いしてください。コーディネーターはプログラム全体を見る係ですが、あまりに情報量が多いため、すべてを網羅することは一人ではできません。各科目について最低限コーディネーターが知っておかなければならない情報を吸い上げて、仕事の効率化を図りましょう。

そしてその情報は、コーディネーターにとってだけでなく、科目担当者が「Curriculum Outline」と「Unit Planner」を作成するときに必ず役に立ちます。また職員会議などで、IBに課する理解を深めるために、その資料は有効です。

今日も最後までお付き合いただきありがとうございました。

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