IB認定校への道 -IBの先生になるには1-

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みなさん、こんにちは。熊谷優一です。筑波大学附属坂戸高等学校で国際バカロレア・ディプロマ・プログラム・コーディネーターをしています。

6月というのに暑いですね。埼玉に出てきて4年経ちますが、三陸出身の私にはこの暑さ、いつまで経っても慣れません。

今回から4回に渡って、「どうすれば国際バカロレア(IB)の先生になれるのか」について取り上げます。保護者のみなさんや、中学生のみなさんには、IBの先生たちはどんな過程を経てIBの先生になったのかをわかっていただけると思います。IBに関心を持っている先生方や学生のみなさんには、どのような方法でIBのことを知ることができるのかについて理解していただけると思います。また、認定校の先生方にはワークショップの裏ワザもありますよ。

IBワークショップ

基本的にはIBの公式ワークショップに参加すればIBを教える先生になれます。ワークショップは世界中で行われています。期間は3日間です。内容は初心者が参加するカテゴリー1、経験者が参加するカテゴリー2、そしてさらに理解を深めるためのカテゴリー3に分かれています。

私が初めて参加したのはコーディネーションのカテゴリー1で、マカオで行われたものです。私以外は全員英語ネイティブの中、朝から夕方までみっちり、認定校申請の手続きやTOK(知の理論)などIBのプログラムを体験しました。その時のことはこちらのエントリーで触れています。ぜひご覧ください。

参加したEdmodoCon Japan 2017について

さて、ワークショップに参加する費用です。アジア各国で開催されるワークショップに参加する際は、970シンガポールドルかかります。早割だと890シンガポールドルです。この価格は年々じわりじわり上がっていますね。2017年に関しては3日間で日本円にして約¥78,000(早割だと約¥71,400)です。

このワークショップに参加して、IB認定校に雇用され、IBの担当になれば、IBの先生になることができます。日本で行われるワークショップでは日本語、または日本語と英語で行われるものがあります。

では、いつ、どこで、どの科目のワークショップが開かれるか見ていきましょう。

日本で行われるIBワークショップ

IBのワークショップはこちらのIB公式HPで確認することができます。

では、上記リンクを選択してみて下さい。今回は日本で、日本語で開催されるワークショップに絞って検索してみることにします。

まず、「Programme」をDiploma Programme に、「Event Type」をFace to Faceに、「Workshop category」を1にチェックを入れます。次に、「IB Region」はIB Asia Pacific、「Country/territory」はJapan、「Language of delivery」はJapaneseを選択し、オレンジの「Search」を選択して下さい。

すると以下のような検索結果が出てきます。日本語で開催されるのは28ワークショップのようですね。

日本語で開催されるIBワークショップ

英語で行われるものを含めると、2017年8月に東京、札幌、高知、名古屋、9月に横浜で、併せて41のワークショップが開かれることになっています。そのうち、日本語で行われるものを見ていきましょう。

8月2日~4日     @東京学芸大学附属国際中等学校
8月8日~10日   @市立札幌開成中等学校
8月16日~18日 @高知県立高知南中学校・高等学校
8月23日~25日 @名古屋国際中学校・高等学校

どの科目のワークショップが開催されるのか、詳細は上記の検索結果をご覧ください。

ワークショップ参加費が無料になる裏ワザ

ワークショップ参加費の話に戻りましょうか。3日間で7万円を越える参加費、高いですよね!ただ、無料で参加できる裏技があります。日本で行われるワークショップに関して、無料で受講できるよう文科省が支援しています。これは大いに助かりますよね。ただし、2018年3月までです。詳しくはこちらをご覧ください。

応募要件を読んでみると、認定校、候補校、関心校の一条校の先生方であれば無料に対象になると書かれています。また、「IBに関する興味関心がある」学校とも書いてあるのは見逃せませんね。IBのワークショップのページを見てみると、興味がある一条校の先生も対象になるようです。試しに東京学芸大学附属国際中等学校で行われるHistoryのページに入ってみましょうか。

あずき色で書かれている「Application for MEXT Supported Places」の下を読んでみてください。そこには最後の方にこのように書かれています。

The school can be an IB, Candidate, Interested or Authorised School, or just interested in finding out more about the IB.

つまり、一条校の先生でIBの興味関心があれば、無料でIBワークショップに参加するチャンスがあるということです。

一条校で勤めている先生方、万が一、学校にお金を出してもらえなくても、交通費と宿泊費のみで参加できるチャンスがあります。ただし、申し込みした人が多すぎると抽選になることがあります。また、申込者が少ないとキャンセルされたりします。筑坂でも人気のTOKはこれまで抽選で毎回参加者を1人に絞らされました。でも、タダで参加できる可能性もなくはないので、関心があれば是非申し込んでみてください。

中休み

夏休みとはいえ、部活の遠征、夏期講習、そしてよくわからない研修と一条校の先生たちは休む暇がないのは事実です。でも、ワークショップに参加すれば、少なくとも日本全国(時には海外から)から参加した先生方と繋がることができます。

東京学芸大学附属国際中等学校で行われるワークショップの締め切りは6月28日です。もし興味があったら一緒にいかがですか?是非お問合せページから参加表明いただければと思います。たくさんいらっしゃれるようであれば、顔合わせして話を共有したいなあ、なんて思っています。

次回はIBに関心がある先生方を対象に、どのようにしてワークショップに申し込むかについて解説します。新しくコーディネーターになられた先生方にも、参考になればうれしいです。

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