海外留学のススメ 後編

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みなさん、海外留学のススメ 前編に引き続き。筑波大学生物資源学類3年の立野温です。

今年の9月に英国留学へ出発し、1ヶ月が経ちました。ようやく生活にも慣れてきたので、ご報告もかねて、「留学までの道のり」を前編に引き続き紹介させていただきます。当ブログ(チノメザメ)をご覧になっている高校生のみなさんが大学入学後に海外留学を考えるときの参考になればうれしいです。

前編では留学前の情報収集について取り上げましたね。今回は実際に留学を準備するところから始めましょう。

留学前準備

留学先の希望がはっきりしたら、実際に申請に移ります。担当者に連絡を取りましょう。(大学教授・支援室事務員・プログラム企業等)成績基準や応募時期、語学力基準、学部指定、取得可能な奨学金、生活環境等についてより詳しい情報が得られるでしょう。

この期間では、ひと通りの書類申請(留学届け・休学届け等)、語学検定証明書類(TOEFL・IELTS)、パスポートの作成、海外保険への加入、奨学金の申請等に加え、受け入れ先によってはVISAの申請や住居の登録等が必要になってきます。

おそらく、多くの学生にとって心配事なのは語学検定と奨学金の申請です。

交換留学の話になってしまいますが、多くの場合、語学検定は基本的に受け入れ先の許可・所属大学の許可を得てからの提出になります。したがって、申請までに語学検定試験のスコアに届いていないからといって諦めるのは早計だと言えるでしょう。また、日本ではなぜか人気の英検・TOEICですが、交換留学において英検・TOEICのスコアを使える受け入れ先は少ないので注意しましょう。

奨学金ですが、近年の「グローバル人材」の強い需要の追い風をうけて、優秀な奨学金が提供されるようになりました。文部科学省が提供する『トビタテJAPAN』はその最たるものと言えるでしょう。こちらは、学業成績よりも計画や目的・プランを重視した、非常に開かれた奨学金で、2014年から毎年500名程度に毎月8~16万円の支援を行なっています。

参考
奨学金.Net > 海外留学費用の奨学金をくれる団体
トビタテjapan

留学中

あちこち旅をしてまわっても、自分から逃げることはできない – ヘミングウェイ

数々の困難を乗り越えて、ついに夢を叶えました。先がなにも読めない不安と、叶えられるであろう全ての可能性への希望。空港を出る時のワクワク感といえば、得もいわれぬものです。

当然ですが、現地についてからは渡航前に計画していなかったことがたくさん起きます。もちろん、うまくいくこともたくさんありますが、予想よりも全然友達ができなかったり、授業についていけなかったり、やりたいことができない、食べ物や環境が合わないなど、実際に渡航して初めてわかることがたくさんあります。

そういう時に、自分を支えられるのは案外、友達でも、家族でもなく、自分自身だったりします。帰国後の留学経験者に人間的に余裕があるように感じたり、彼らが少し大人びて見えたりするのは、こうした急激な変化や、先の読めない不安に対応するなかで、哲学的な問いを何度も繰り返す場面に立ち会うことと無関係だとは思えません。

慣れない環境下で、異国語を学び、人とコミュニケーションをとり、結果をだす。そういった意味では、留学という選択肢は最も身近な自己スパルタ教育の舞台であると言えるでしょう。宿題を与えられてこなすようなスタンスから、未来を想像し、自分自身でどこまでやるかを決断し実行するスタンスへの変遷が留学の醍醐味なのではないかと、私は思います。

留学後

帰国後は、留学中に感じ取ったことや、学んだことを積極的に他人に伝えましょう。

留学前と留学後で、どれほど自分に変化が起きたかを言語化することで感じ取れます。また、次の世代へバトンをつなげるという意味でも、あらゆる機会をみつけては、後輩たちへと貴重な体験談を受け継いで頂けると、この記事を書いた甲斐があったと言えるでしょう。

留学は単なる大学生活のイベントではなく、ヒトによっては人生設計やキャリアプランを一般学生とはがらりと変える勇気が必要なものです。その一方で、得られる経験やスキルは非常に貴重で有意義なものとなります。

経済状況や卒業年次・就職活動等で留学を避ける学生が多いですが、この記事を読んで勇気を出して挑戦していただけると幸いです。

最後に

私の好きな哲学者の言葉を添えて締めくくりとさせていただきます。

世界には、きみ以外には誰も歩むことのできない唯一の道がある。その道はどこに行き着くのか、と問うてはならない。ひたすら進め – フリードリヒ・ニーチェ

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