「国際バカロレアワークショップ in 大阪(2020.03)」開催決定

みなさん、こんにちは。熊谷優一です。早速ですが2020年3月27~29日(Extended Essayのみ30日開催)にかけて大阪女学院中学校高等学校で開催される国際バカロレア(IB:International Baccalaureate)の公式ワークショップについてお知らせします。今回はPYP(Primary Years Programme)、MYP(Middle Years Programme)、DP(Diploma Programme)のワークショップがカテゴリー1からカテゴリー3までラインナップされています。

詳細はFind workshops(公式)を御覧ください。

ラインナップ

まずは、DPで開催されるワークショップは以下の通りです。English Bを除いて、日本語で行われます。Extended essayは3月30日のみの開催で、科目はJapanese Aに焦点が当てられています。

カテゴリー1(DP)
Administrators、Coordination、English B、Japanese A: Language and literature、Japanese A: Literature、Japanese B、Mathematics: Analysis and approaches、Mathematics: Applications and interpretation

カテゴリー2(DP)
Biology、Chemistry、History、Japanese A: Language and literature、Japanese A: Literature、Japanese B、Physics、Visual arts

カテゴリー3(DP)
Extended essay in focus: Japanese A-focused

カテゴリー1(MYP)
Design

カテゴリー2(MYP)
Individuals and societies

カテゴリー1(PYP)
Making the PYP happen: Implementing agency

図書館司書向けには以下のワークショップが開催されます。

カテゴリー3
The role of the librarian

IBワークショップとは

IBのワークショップについて基本的なことをおさらいします。IBの公式ワークショップは世界中で行われています。期間は3日間です。内容は初心者が参加するカテゴリー1、指導経験者が参加するカテゴリー2、そしてさらに理解を深めるためのカテゴリー3に分かれています。

さて、参加費は3日間で、996シンガポールドルです。2020年1月27日までに申し込めば早割が適用され、916シンガポールドルで申し込めます。ただ、参加費を支払っても開催は確定ではありません。申込人数が定員に満たないとキャンセルされることがあります。その場合、参加費は払い戻しになります。

特に、DP校コーディネーターの先生は必ず各DP科目の改訂スケジュールを確認したうえで、先生たちを適切なワークショップに送る計画をすることを強く勧めます。こちらのIB Global Conference 2018 in Singapore 前編でも触れましたが、2020年はTOK(2022年5月第一回試験)、2021年は生物、化学、物理(2023年5月第一回)が改訂されます。認定を受けた後も、認定5年後の再査察がありますので、改訂のタイミングでワークショップに参加することが必要です。

ただ、DP科目を教えるすべての先生がワークショップに参加しなければいけないというわけではありません。その辺のことはIB認定校への道 -IBの先生になるには4-で書いていますので、参考にしていただければと思います。各校で最低1人参加していればいいことになっています。

最後に

ワークショップに申し込みは英語で行います。しばらく空きましたので次回は申し込み手順について解説します。新しくコーディネーターになられた先生方には、リンクをそのままコピーして、校内の先生ばすればいいように書いてみました。ご活用ください。ではまた3日後にお目にかかります。