8月に大阪で「関西教育ICT展」、9月に東京で「未来の先生展2018」と新潟で「ともに考える“教育の未来”in 柏崎」という教育系のイベントにお声がけいただき、登壇することになりました。在郷太郎でネクラな私が人前で何を語れるか、私にとってもチャレンジです。
関西教育ICT展
8月2日(木)、3日(金)の2日間、大阪市にあるインテックス大阪で「関西教育ICT展」が開催されます。
私は2日13:30から15:00まで、「主体的・対話的で深い学び(アクティブラーニング):となりの高校、アクティブラーニングどうしてる?~BYOD、21世紀型スキル、グローバルをテーマに~」というパネルディスカッションに登壇します。
コーディネーターをされるのは、関西学院千里国際中等部・高等部教諭の米田謙三先生です。2017年2月に開催された「EdmodoCon Japan 2017」でご一緒しました。こんな先生がいるんだと度肝を抜かれたのを覚えています。
パネリストとして登壇されるのは大阪府立東百舌鳥高等学校ICT教育推進室の勝田浩次先生、関西学院千里国際中等部・高等部の合志智子先生です。どんなお話を伺えるか楽しみです。
未来の先生展2018
9月15日(土)、16日(日)の2日間、東京は聖心女子大学で「未来の先生展2018」が開催されます。
私は15日14:15から15:15の1時間、仙台育英高校の石田真理子先生、茗溪学園高校の松崎秀彰先生、そして台湾は台中市にある明動中学の阿部公彦先生と一緒に「国際バカロレアは日本の教育を変えるのか?」というテーマでワークショップを開きます。私たちが何か情報を提供するというよりは、みんなで一緒に考えてみようといった時間にしたいと考えています。
私たち4人は各学校で国際バカロレア導入期に知り合いました。石田先生は私のふるさと、宮城県でIBを始められた開拓者です。学校がある場所は宮城県多賀城市。仙台から電車で30分くらいのところにあり、2011年の震災で津波の被害を受けました。自然災害と日本人という視点でTOKの授業って持っていけないかなと議論したのを覚えています。
松崎先生は以前ブログに登場したので記憶されている方も多いと思います。今回のイベントに参加するにあたって、松崎先生が3月にシンガポールで行われたIB Global Conference で発表した後に、2人盛り上がったのがきっかけになっています。
阿部先生とは香港のワークショップで知り合い、お互いの学校を訪問したりしています。これまで当ブログにも4回ほど書いていただいています。先日は知り合いのインターナショナルスクールのDPCが阿部先生の学校でワークショップを開きました。彼が帰ってきてから、「台湾でお前の話をしたよ」って改めてIB業界は狭いと思いました。
学校を超えて、国を超えて、先生たちが繋がることで、子供たちが学ぶ機会も増えるよねってみんなで話しています。
ともに考える“教育の未来”in 柏崎
以前、上記のエントリーで紹介した新潟県柏崎市のイベントが9月23日(日)13:30から16:30に柏崎市市民会館アルフォーレにて行われます。柏崎市民発信のこの教育イベントに呼んでいただくことになりました。
『共に考える“教育の未来”~Education in the Future~』と題したこのイベントは「柏崎で、日本で、世界でよりよく生き、貢献できる国際人の心を育てるための学びのカンファレンス」と説明されています。
筑波大学客員教授キャロル・犬飼・ディクソン先生の基調講演「A New Approach to Learning~学び方のアプローチ~」のあと、「知の理論」というIBの科目があるのですが、その体験授業を中学生向け、高校生向けに実施します。そのほか、「こどもてつがく」と「コミュニケーション英語」のワークショップもそれぞれ1時間実施されます。
詳しくは、Eカンファレンス実行委員会にお問い合わせください。
当日、基調講演は申し込み不要だそうです。入場は一般1000円、学生無料です。体験授業(小中高校生)、小学生託児、アートは無料ですが、事前申し込みが必要ですので、メールにてご連絡くださいとのことでした。
柏崎でお会いできますことを楽しみにしています。
最後に
全国各地でこの夏、先生たち向け、生徒向け、保護者向けの教育イベントが実施されますね。すべては行ききれません。8月はIBのワークショップもあります。地方に住んでいらっしゃると都市部で行われるこういったイベントに参加できないことに忸怩たる思いを抱いている先生方も多いのではないかと予想します。でも、休めるときにちゃんと休んで、リフレッシュして下さい。
私が参加したものに関してはこのブログでできる限り共有したいと考えています。こんなのあってよかったよというものがありましたら、読者のみなさんもシェアしていただけたら嬉しいです。私も行きたい研修はたくさんあるのですが、全然手が回りません。全部は物理的に無理です。だからみんなで共有していきましょう!
次回は、お待たせしました。私のばあちゃんの話、「13月シリーズ」の最新作です。