みなさん、こんにちは。鹿間謙伍です。筑波大学工学部の一年生です。
今日は大学に入学し、これまでどんなことに取り組んできたのかについて書きたいと思います。
大学生活はエキサイティング
僕の大学は、春と秋という二学期制で、ちょうど10月から秋学期になりました。いやー、ほんとに楽しくなってきた。宇宙工学に解析学(偏微分に運動方程式)、力学に電磁気学、基礎的な数学と物理なんだけど、今自分が必要としていることを学べるのは最高ですね。
春は、なんでこんな事やってんだろと感じることが多かった。自分のやりたいことに対して、学んでいることが遠回りしていると思って、もどかしかったんですよね。そんな授業が、「これだ!!」と思える授業に変わりつつある、自分のやりたいことが、手の届くところにあるのは、なんともエキサイティングなことです。
授業以外の生活も充実しています。シェアハウスで、いろんな学科で、いろんなことをやっているルームメイトと一緒に生活するのは面白いです。ただ、授業から帰ってきて疲れている中、食事を作るのは面倒くさいですね。
インターンを経験
春は座学しかなかったので、モノを作ったり、動かす経験を全くしていません。エンジニアになる人間にとっては致命的だと僕は思います。
世界最高峰のエンジニアで、スティーブ・ジョブスと共にアップルを作った、もう一人のスティーブこと、スティーブ・ウォズニアックが「エンジニアとしてプロダクトが世に出て、認められることが重要である」と述べていました。つまり、大学でいくら学んでいても、エンジニアとしては足りないということです。
実際、高校や大学で何かを作っても、基本的には自己満足で終わってしまいます。そこで、プロダクトを開発して、世に認めてもらうというプロセスを経験するのに、手っ取り早いのはインターンをすることだと考え、二カ月間の夏休み、Iotと受託開発を担うベンチャー企業でインターンをしました。
インターンの内容は、機械学習も含んだ画像処理という分野です。二人の顔を変えたり、顔の場所に合わせて犬のエフェクトとか飾りを重ねたり、プロジェクションマッピングとか、ああいう類のことをやりました。
自社開発しているプロダクトのデータから機械学習(人工知能みたいな)にもチャレンジしました。一日中、プログラミングとにらめっこで、かなり苦戦しました。期限ギリギリで、求められる要求をほとんどクリアしたので、TokyoGameShow2017に試作品として出展することが出来ました。しかし、会場の環境条件によってエラーが多く出てしまい、デモンストレーションの時間はほとんどありませんでした。悔しいです。インターンに一緒に行った友達は、デモンストレーション出来たのに、自分は出来なかった。自分のプログラミングスキルの不足を感じました。
でも、おかげでかなりスキルアップしました。技術的にも成長したと思います。自分の夢の実現にまた前進しました。
プロジェクト始動開始
僕の大学には、いろんな入試方式がありまして、中でもその分野で秀でた実績・技術・能力を持つ学生を選抜する方式があります。僕もそれで自分の大学に入りましたが、僕よりも遥かに優秀な学生が四人います。ロボコン世界王者や研究世界大会に進出する者など、化け物ぞろいです。この四人と、もう一人、別の大学の学生をメインメンバーとして、巨大な宇宙開発プロジェクトを立ち上げました。
基本的に宇宙開発のプロジェクトというのは、人工衛星だけを開発するように、かなり細かく区分され、それだけで完結することがほとんどです。しかし、宇宙開発は、いろんなプロジェクトの組み合わせですので、ここを疎かにしてはいけません。
ということで、メインメンバーの各個人が、達成すべきプロジェクトを立案し、メンバーでプロジェクト同士の組み合わせを調節し、最終的にそれらを統合して、巨大プロジェクトを達成するという目標に向けて、全員で行動しています。
巨大プロジェクトというのは簡単に言えば、民間企業のみで打ち上げから惑星間航行、惑星探査、宇宙受託実験、地球帰還の一連の流れを行うことです。詳細はまだ言えませんが、僕は、もちろん宇宙スーツの開発、ある一人は、材料の観点から同じくスーツ開発、もう一人は、宇宙開発用AI、そして惑星探査用ローバーなど、夢が詰まったプロジェクトを立ち上げ、その実現に向けて日々活動しています。
ミーティングを行って、すれ違いざまにプロジェクトの進捗状況の話し合いやディスカッションが始まります。一人一人が優秀で、プロジェクトや研究をしてきた経験がありますので、着実に一歩一歩、プロジェクトは進んでおり手ごたえを感じています。大学の学びをすぐにプロジェクトに還元できるので、かなりスピーディーに、そしてエキサイティングで、クレイジーに活動しています。(笑)
今後は
今後は、宇宙開発企業でのインターンをして、その経験をプロジェクトに活かせたらと考えています。プロジェクトの成果も、もう少しすれば、何かしら出てくると思うので、それまで粘って行動します。
今日も読んでいただきありがとうございます。次までにまた新しい報告ができるよう頑張ります。