現役IB生による新プロジェクトいよいよ開始!

皆さん、こんにちは。熊谷優一です。

当ブログは2017年2月27日の開設以来、延べ約50名の方々から原稿を寄せていただきました。私一人の視点ではなく、様々な考え持ち、異なる立場の皆さんが教育について語ることにより、多面的に教育を捉えたいと思ったからです。

そしてこの度、国内外の国際バカロレア認定校で学ぶ13名の現役高校生、約10名の国内外の教育者、そして2名の保護者の皆さんが「チノメザメ~21世紀を学ぶ君へ~」の執筆陣として参加していただくことになりました。皆さんの力を借りて、今年は国際バカロレアという教育プログラムについて、来年はもう少し日本の学校教育についても情報を発信していければと思っています。

また、私たちの活動を日本アクティブ・ラーニング協会様株式会社DALUMAX様からご支援いただくことになりました。本当にありがとうございました。回を改めて読者の皆さんにはご紹介したいと思います。

「これからIBを始める君へ」リリース日程

さて、まずは7月末までの現役IB生のエントリーのリリース日程についてです。空いている日は私が書こうと思っています。先生方や保護者の皆さんのエントリーは8月以降に順次リリースしたいと考えています。

6月8日(火) 野中宏太郎くん

6月11日(金) デレールバ・レイくん

6月17日(木) ボルトン・ジョージくん

6月20日(日) 和田多佳音さん

6月26日(土) 寺谷実花さん

6月29日(火) 渡慶次アリスさん

7月5日(月) ウィジェナヤケ・ジョン・ライアンくん

7月10日(金) 重野太志くん

7月15日(木) 比屋定花菜さん

7月20日(火) 林歩花さん

7月25日(日) 大谷琉さん

7月30日(日)内山桃さん

8月5日(木)岩崎永光里さん

このプロジェクトの目的

CASとはディプロマプログラムの世界必修の課外活動です。Creativity(創造性)、Activity(活動)、Service(奉仕)の頭文字をとってCAS(キャス)と呼ばれています。点数にはなりませんが、この3つの要素が含まれるような課外活動を自ら企画したり、参加したりして、活動のポートフォリオを作成します。詳しくは会を改めてまた説明したいと思います。

コロナ禍にあって、緊急事態宣言が出ていたり、外出禁止令が出ていたりして、学校で授業を受けることすらままならない国や地域に住んでいるIB生たちはCASにとても困っていました。

IB教育について様々なイベントが介されていますが、教育委員会や学校向けのシステムの説明ではなく、生徒たちは何をどう勉強していて、評価されて、何に苦労して、どう乗り越えて、何にやりがいを感じ、何を得たのかということをもっと知りたいと訴えるメールを小中学生や保護者の皆さんから多数いただきました。

このプロジェクトはそんな声に現役IB生として応える文書作成(Creativity)と自分の強みを誰かのために活かす(Service)ような要素が強い活動になり、どうすればよりニーズに答えられるか、また自分自身はどういう強みや考え方をする学習者なのかを月1回オンラインミーティングを通して振り返るようなアクティビティを行っています。

最後に

途中参加もできますから、現役IB生の皆さん、もし興味があったら以下のリンクから、名前、本人のメールアドレスを各入力欄に、学校、学年をお問い合わせ内容欄に明記の上、ご連絡ください。「ボランティアライターについて」にチェックを入れてくださいね。

では、次回はミャンマーのインターナショナルスクールを卒業したての野中宏太郎くんの登場です。どうぞお楽しみに!