皆さん、こんにちは。前回に引き続き、ライアンです。
自分らしくない血迷いの連続
あの結果を見てからというもの、しばらくはこれほど感じたことのない孤独感や虚無感を感じて、周りの人を巻き込むほど血迷ってました。
友達に同じことを何度も相談したり、特に理由もないのに色んな人にチャット送って、結局気まずくなったりとか…。人と話しておきながら、結局「自分を責める」のを止められない時期が続きました。
それと並行して、DPを落としたことで国内大学の第一志望への出願が取り消しになったり、いろんな人に心もとないことを言われたりした時は、なぜか人間不信になるほど考え込んでしまいました。
返ってきた結果を眺める度、「たった1点なのに…」と自己嫌悪に陥って…、己の愚かさに臍を噛みました。
メンタルブレイクからの夜明け
そして病みながら、SEEDAの「花と雨」を何度も聴いたので、「死ぬほど苦しんだら幸を与えてくれ」、「綴りきれない思いを綴る今日も、終わりのないララバイで眠る」のリリックが耳にこびりついていました。
といった具合で、クマユウが見ていられないほど、どん底まで落ちた僕でしたが、1月下旬に気持ちが上向く出来事がいくつかありました。
僕たちが参加しているこのブログのプロジェクトでは3〜4ヶ月に一度、オンラインミーティングをしているのですが、そのミーティングで自分の経験を話してみないかとクマユウから誘われたんです。正直、最初は気乗りしませんでした。
でも、参加することにしました。なぜ参加することにしたのかはわかりません。参加して、自分の中で起こっていることを言語化することで、僕はその時の自分を整理し、次に向かえると潜在的に思ったのかもしれません。
ミーティングの最中、僕は自分で話しながら、自分自身でその話を冷静に聞いていました。ああ、各科目の内部評価の準備をもっと早くしていれば、締切直前に慌てず、最終試験の準備にもっと時間をかけられたのにとか、いつまでも凹んでいても何にも進まない、やっぱりRetakeやろう、とか。どんどん前向きな気持になれました。
クマユウからは、後に「根暗スパイラル脱出したな。そして、一人で考えるのはしんどいけれども、しんどさの果てにそれを話せる相手がいるってことは幸せなことだ」って言われました(笑)。
渇に臨みて井を穿つ
そして朗報が訪れます。RetakeとRemarkに関する問い合わせの返答でした。
結論から言うと、HLの2科目に絞って、5月試験を受け直すことが認められ、Remarkも望みが強い科目で行うことで腹を決めました。ようやく僕はディプロマを取れなかったことを吹っ切り、次に向けて焦点が定まったように感じました。
父親や先生方には本当に感謝しきれません。そして、先日、幸いなことにRemarkを要求した科目はグレードが1つ上がりました!
タイトルにある「渇に臨みて井を穿つ」ということわざは、何か慌てて準備をしても間に合わないことを指しますが、ちゃんと準備さえすればヘッドスライディングのごとく、まだ救われるチャンスがあるという含意があると思います。
これから僕は、国内ではほぼ前例のないようなことをやるので必死になりますが、次回か次々回のブログでいい報告ができるように、邁進していきます。
これからIBを始める君、既にIBを始めている君へ
これからIBを始める皆さん、この文面だけを見れば、IBが地獄のように見えるかもしれませんが、それは「見え方」です。
RPGのようにストーリーを追って、経験値を積んでみてください。以前のブログでも書きましたが、IBの授業でしかできないことが山ほどあります。CASだったり、生物のIAで他が考えないような実験をしたりとか…。人生においての学びだらけですよ!
そしてIBを受講している皆さん、僕はたまたまセカンドチャンスがありましたが、甘えることなく一回の試験で結果を出せるように臨める準備をしてください。一回目でディプロマを取れることに越したことはありません!
そして「自分」を色んな面で見てください。どこか詰めが甘いと思ったら、絶対速攻やれるだけのことはしましょう。時に、先生や仲間の力を借りながらでも、IAや試験勉強を早いうちにやれるだけやってくださいね!!