TOKがわたしを変えた

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ブログをご覧のみなさん、こんにちは。浅見昌弘です。
2017年3月で筑波大学附属坂戸高校を卒業します。このブログを運営している熊谷優一先生(クマユウ)の教え子です。

筑坂がIB認定校に!?

2017年2月13日、筑坂は国際バカロレア(IB)認定校になりました。私が入学した頃は、誰も予想していませんでした。
これからどんどん面白くなりそうですね。しかしここで問題が…私は筑坂でIBの授業を受けられないということです。受けてみたかったなぁー。「もうちょっと遅く生まれていればねー」なんて友人と話しています。(笑)

筑坂の先生方のほとんどが、IBの研修を受けているそうです。もともと面白い授業を展開する先生が多いので、IBの導入により、今よりも格段に面白さの幅が広がっていくのではないかと思います。それを受けられる後輩たちが羨ましいです。

English Caravanで痛感した限界

在学中に英検2級をとると参加できる、English Caravanという課外授業がありました。この授業は熊谷先生がIBのTOK(Theory of Knowledge:知の理論)を実践しようと始めた英語の課外授業で、特定のテーマについて英語で議論するというものです。
参加していた友人から、この授業が面白いということは聞いていたので、英検2級をとるやいなや、意気揚々と授業に参加しました。

しかし、参加してみたら…
「何について話しているの?」
「あの単語見たことない!」
「何をしゃべればいいのわからない!」

授業が終わった後、号泣しました。何もできなかったことが恥ずかしくて、悔しくて、惨めで…他の人ができるのに、なぜ自分だけできなかったかと唇を噛みました。

そんな私に、熊谷先生が話しかけてくれました。そこで先生が、マカオで同じような経験をしたことがあると話してくれました。

参加したEdmodoCon Japan 2017について

また、「英検2級というハードルがゴールじゃないから。一個何か達成したら、その次のハードルが目の前に現れる。次、お前が乗り越えるのはこれだな。」とも言われました。

これが自分の今の限界なんだ。そしてこの先成長したいのなら、この限界の壁を壊して新たな限界を見つけ、再度ぶっ壊すしかない。そのためには挑戦するしかないか。と気付かせてもらいました。
そういえば勉強に関して、できなくて、悔しくて泣くなんて生まれて初めてでした。今振り返ると、結構気持ちよかったんですよね。あの感覚。やる気が湧いたし。

悔しさをバネに

私は入学当初、ふわっとした夢を持っていました。が、特別に目的意識を持っていたわけではありませんでした。しかし、転機が訪れます。それはTGAP(つくさかグローバルアクションプロジェクト)というグローバルな課題を探究するという授業でのことでした。

私は、自治体が在住外国人にどのような支援をしているのかを調査するために、坂戸市に住む外国人に日本語を教えている、千代田日本語の会という会に参加しました。これは埼玉県坂戸市周辺に住む外国人に、日本語を教えるボランティアです。
このボランティアに参加し、日本語を教えるということにどんどんのめり込んでいきました。どうすれば、学習者にもっとうまく教えられるだろう。日本語に対する知識が全然足りない…
いつの間にか私は、日本語教師という夢を持つようになりました。

そして、今やれることをやろうと、日本語教育学会の実践研究フォーラム(2016年8月6日@東京外国語大学)や、子どもの日本語教育研究会(2016年8月20日@横浜市立飯田北いちょう小学校)に参加しました。そこで専門家と、日本語教育の現状について議論したり、ポスターセッションをしたりする中で、日本語教師になりたいという思いはどんどん確かなものになりました。

筑坂では3年生になると、個人ごとにテーマを設定し論文を書きます。私は前述のTGAPで参加した、千代田日本語の会についての現状分析に関して研究しました。先日行われた研究大会では、全校生徒や日本中の先生に私の研究を発表する機会をもらいました。

勇気・度胸・行動

熊谷先生は、外国語指導者としての言語に関する専門的な知識、指導法はもちろん、学習者の現状と要求を見定める力、そして「つなげる力」が重要だと言いました。学習者がその言語を用いて、実現したいことを支援できる人につなげる力。
まさに筑坂の先生たちが、日本語教師になりたい私を、たくさんの人たちにつないでくれました。つまり、そのネットワークを先生たちは普段から構築していたということです。

EdmodoCon Japan 2017に参加したのも、そういう思いがあったからです。そして素敵な大人とたくさん出会い、刺激をもらいました。 アルバイトの機会まで!(笑)English Caravanで私が学んだのは、何も考え方や英語だけでなく、やりたいと思ったことをやる勇気というか、度胸というか、そういう行動する力だったのかもしれません。

「サザエさん、ちびまる子ちゃん、ドラえもんのうち、最もグローバルなのは誰だろうね?」
「人がおいしいと主張する食べ物を食べて、それをおいしいと言うとき、その過程でどんなバイアスがかかっている可能性があるだろうかね?」
そんな問いを廊下ですれ違いざまに聞いてきて、そこでまた議論は始まります。ひとしきり私たちの話を聞くと「ふーん、いいね。」とだけ言い、クマユウは立ち去ります。すごい困るんだけれど、とても楽しかったです。

私の今後について

私はこれから大学で、専門的に日本語教育について学んだり、教育実習を積んだりして、筑坂の先生に自慢できるような日本語教師になります! そしてこの先も、変わらず自分の限界を追い求め、壁をぶっ壊していきます!

長々と拙い文章を読んでいただき、ありがとうございました。

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