「チノメザメ~21世紀を学ぶ君へ~」マニフェスト表明(再)

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みなさん、こんにちは。熊谷優一です。

当ブログ(チノメザメ)におけるエントリー更新は今回で301回目になりました。これまで40人を超えるみなさんに実名で原稿を書いていただいています。改めて、執筆していただいたみなさんと、国内外から当ブログを読んでいただいているみなさんに心より感謝申し上げます。

今年は月間PVが1,5000を超えるなど、私たちが予想していたより遥か多くの方にアクセスしていただいています。海外では北米、アジア、ヨーロッパからのアクセスに加えて、最近では南米からのアクセスが増えており、一体なぜだろうと首をひねっています。

さて、最近当ブログを知ったみなさんも多くいらっしゃると思い、もう一度、当ブログの立場について説明したいと思います。2019年4月2日にリリースしたものを加筆訂正しています。

チノメザメの運営について

当ブログ、「チノメザメ~21世紀を学ぶ君へ~」は熊谷優一と松岡航によって運営されています。主に文章を書いているのは私、熊谷です。松岡はその文章を校閲し、3日毎にリリースしています。

私たち2人は、「東京ナレッジキャラバン」という名で情報を発信しています(そろそろ東京の冠を外そうと思っています)。いろいろとお誘いいただくこともあるのですが、どこかの機関に所属すると発信する内容に制限が設けられる可能性もあることから、独立して活動しています。

当ブログで取り上げられる教育に関する事柄は私と松岡にとって興味関心があることや私たちの取り組みです。したがって、当ブログは、現在、熊谷が国際バカロレア(IB:International Baccalaureate)ディプロマ・プログラムコーディネーター(DP:Diploma Programme Coordinator)を務めている学校を代表する情報媒体では決してないことをどうぞご理解ください。

これまで、必ずしも切り離し切れてはいなかったので、誤解を与えるようなエントリーについては現在削除・修正していますが、300回分見直しているので、少々時間がかかりそうです。ご心配いただいたみなさんには気をもませるかもしれませんが、今月中にはなんとか作業を終えられるよう最大限努力しますので、もう少々時間をいただければと思います。

国際バカロレアに携わる者として

スイスはジュネーブに本部を置く国際バカロレア機構(IBO:International Baccalaureate Organization)が提供する4つの教育プログラムを一般的に国際バカロレア(IB)と言うことが多いです。そのうち、16歳~19歳を対象とした2年間の過程がディプロマ・プログラム(DP)で、大学準備課程と位置づけられています。私はそのディプロマ・プログラムのコーディネーター(DPC)をしています。

私はこれまで、2017年にオランダで行われた「Programme Standards and Practices(プログラムの基準と実践要綱)」という文書の改訂プロジェクト、北海道で行われたワークショップでの通訳、採点に関するプロジェクトに参加したり、文部科学省IB教育推進コンソーシアムACファシリテーターを務めたりもしています。今後もIB教育に関わっていきたいと思っています。

IBに関して情報が少ないという声が私のところによく寄せられます。みなさんのIBついて知りたいという想いはわかりますし、ネットのある情報は必ずしも正しくないので、心苦しいのですが、IBに関する詳細な情報はIBOが著作権を持っており、認定校と候補校になった学校にしか開示されません。したがって、当ブログで発信できる情報には制限があることをご理解ください。プログラムの詳細については直接、候補校や認定校に問い合わせるのが一番です。

日本においては、日本語に翻訳された一部の文書については、文科省が著作権を持っており、Resources for schools in Japanから入手することが可能です。

上述の文部科学省IB教育推進コンソーシアムでも様々な情報がまとめらえているので参考ください。

英語になりますが、無料で読めるIBのブログは大学進学情報など結構有益な情報を含んでおり、私はよく目を通しています。

21世紀の教育に携わる者として

当ブログで最も読まれているのは、どうしたらIBを教える先生になれるかについて書いたIB認定校への道 -IBの先生になるには3-です。先生たちの間で国際バカロレアのプログラムを教えてみたいという気持ちの現れかなと理解しています。ただ、私たちは国際バカロレアという教育が万能であるという立場をとっていません。伝統的な日本の教育にも良さや強みがあり、国際バカロレアの教育と並列に存在していると考えています。

IB教員を目指しているみなさんに向けて、その方法について熊谷優一が解説します。

だから、IBを教えている、いないにかかわらず、面白い取り組みをされている全世界の先生たちに原稿を書いてもらっています。また、学習者の視点から私の教え子や、大学などで学んでいる/学んでいた学生、学習者を後方支援する視点から保護者にも原稿を依頼し、「教えること」や「学ぶこと」について多面的に情報を提供できるようにしています。

こちらの本にも寄稿しましたが、国際バカロレアが日本の学校教育に導入されることの意味は、これまでの日本の教育を再評価し、強みと弱みを認識することによって発展させる機会ととらえています。当然と思われている知識は記述されません。そんな取り組みを振り返るためにIBのフィルターが使えるのではないかと思っています。

最後に

これまでインターナショナルスクールで学ぶことができた年間200万から400万の授業料がかかるIBのプログラムが日本では国公立の学校で学ぶことを選択できるようになりました。また、探究型学習、概念型学習、Project Based Learning、Meaning Focused Learning、イエナプランやドルトンスクールなどなど、現在教育業界には目まぐるしい変化が訪れています。

当ブログの興味関心は何を学ぶかと同様に、どう学ぶかを選択できる仕組みについてです。そのために私たちのリーチでできることは、これからの教育について、みんなで一緒に考える場を作ることかなと色々やってみて今はそんなふうに思っています。

質を高めるには規模を縮小することも有効な戦略です。今後の私たちのあり方も含めてまた今日から考えつつ、歩んでいこうと思います。もしよろしければ、その道をご一緒いただければ心強いです。今後とも当ブログをよろしくお願いします。

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