チャンスの引換券:プレッシャーを受け入れよ!

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みなさん、こんにちは。松岡航です。熊谷優一とともに当ブログ(チノメザメ)を共同運営しています。

自身を「駄馬中の駄馬」と語る優一さんですが、ここ数年チャンスの方から優一さんに向かってくるように変わってきた感じています。

今回はこの5年間最も近い所から優一さんを見ていて感じたことを、生徒のみなさんだけではなく、これからのキャリアについて考えている方々に読んでもらえるように綴っていこうと思います。

劣等の往復運動の先に

優一さんは、劣等感の塊のような人です。冒頭で述べたように自身を「駄馬中の駄馬」と語るように、自己評価が低く、生徒には反省するなと言うのに、自分のこととなると何につけ一様に絶望的観測を述べがちです。

国際バカロレア(IB:International Baccalaureate)に携わり始めてから、特にここ数年で優一さんが表に立って話をする機会が多くなってきています。しかし、話し終わった後の自己嫌悪がすごい。イベントアンケートや当ブログに寄せられるメッセージを見ると、そこまでではないのだろうと思っていますが、回数を重ねることによってハードルが高くなってきているのかもれません。

先日も仙台で話したときは、「ニーズの異なる参加者に話をするときにどこにターゲットを持っていくか、とっさに判断できずにまとまりのない発表になった」と反省していました。

しかしネクラタイムが終わるやいなや、「情報量やモチベーションにギャップがある聴衆にどうアプローチしてニーズに応えていくか。次はそこだな」なんて話している姿を見て、話し手として客観的に自分を見ていると感じました。

ネクラのための成長戦略

優一さんは自分のことを、もともと人前で話をすることを好む人ではないと信じています。

慣れてきた今でも得意とは思っていないそうですが、朝から緊張のあまり何も喉を通らず、空腹を白湯で誤魔化し、「自分程度の話を人が聞くわけがない」と暗い気持ちなりながら、顔面蒼白で時を待つ姿を見ると、確かに得意とは思っていないんだなと感じます。

でも話し始めると、場の空気に合わせて臨機応変に話しているように見えます。話している姿を見ると「さっきまでの緊張はどこいった!」と思うのですが、話し終え、胃をおさえ、椅子に前かがみに座り、「雑巾を絞るような胃の痛み(本人談)」に耐えているところを何度も見ています。

そこまで体に合わないなら、断ればいいのにとも思うのですが、雑巾を絞るような胃の痛みを忘れるほど、自信があるフリをして場に臨む優一さんから、ネクラな自分に対する成長戦略を見ることができます。

以前、優一さんが「劣等の往復運動」で、生徒に「自信がない」という言葉を授業で禁止し、「自信があるフリ」ができるよう授業で練習することについて述べていましたが、まさに優一さんの成長戦略そのものですよね。

プレッシャーはチャンスの引き換え券

つい先日もまた優一さんが国際バカロレア機構(IBO:International Baccalaureate Organization)からプロジェクトに招待を受けました。「おおっ!なにそれすごいっ!」と思われると思うのですが、見てみるといいことばかりではないんです。相当量の資料を読み込んで、課題を提出したり、何十年もキャリアがある英語ネイティブの専門家たちに交じって議論をするので、なかなか度胸が要りますよね。

しかも、プロジェクトに呼ばれている人数が少ない。個人にかかってくる圧も結構なものだということは容易に想像できます。それでも優一さんは(かなりビビッていましたが)断らずに、そのプレッシャーを受け入れます。玉砕覚悟で向かっていきます。玉砕した後に自分がどうなっていくかを知りたいと言っていました。

優一さんを昔から知る先生仲間の「限界に挑戦することなく、自分の限界を知ることはできない」という言葉を受け、「限界を知った後、見えてくる景色。そこにこそ本当の自分の成長のヒントがあると悟った」と言っていることもありました。

まずプレッシャーを受け入れて挑戦をする。それによって限界は見えてきます。そしてそれを知ったからこそ、知ったうえで戦略を立てることができるようになります。そして成長するばかりではなく、それを見た人、知った人が、優一さんに新たなチャンスを運んでくるようになったのではないかと私は感じています。

ここでいうチャンスは機会という意味だけではありません。うまくいかないときに、優一さんに寄り添ったり、必要とする情報をさりげなくシェアしてくれたり、サポートしてくださる人的ネットワークも含まれます。優一さんは自身を「天才的ぼた餅キャッチャー」と形容することもありますが、ぼた餅を拾う機会を多く得ているのも、プレッシャーを受け入れた結果だと私は考えています。

最後に

カーディフでミーティングを終え、ロンドンへ向かうバスに乗り込むであろう、まさにその時間に優一さんからこんなメッセージが届きました。

クマユウ
さっきIBのサイトを見ていたら、オレ、いつの間にかチームリーダーになってた。どうりで最近、海外のIB関係者からメールが来るわけだ。でもチームリーダーって何やんのよ?って恐る恐る聞いてみたら、冊子を渡されて、これ読んでねって

私は笑って「面白い!」って返したんですが、「面白いじゃすまないよ。そのチームをオレが管理すんだってさ。これまたプレッシャー。大丈夫かな」って戻ってきました(笑)。

でも、このプレッシャーを受け入れ、今後より大きなチャンスを得る優一さんがいるんだろうなと想像できました。プレッシャーがあっても、自信があるフリをして挑戦し続けることで得られるチャンスの量が増えるなら、あえてプレッシャーを受け入れて、自信があるフリをしやすくなるんじゃないでしょうか。

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