皆さん、こんにちは。現役IB生の渡慶次アリスと申します。私は現在高校2年生で、IBDP1年目となります。
最近は、本格的にIBが始まり、Internal Assessment(内部評価) や、Extended Essay (課題論文)といった、課題論文への取り組みに向けて、自分の興味のあることは何か、やりたいことは何かなど、自己分析をしている最中です。
夏休みは、新型コロナウイルスの影響で、なかなか友達とも遊びに行けず、ましてや夏休みが終わっても、1ヶ月はオンライン授業になってしまい、窮屈な生活を余儀なくされています。
そんな私は、何か新しいことができないかと思い、夏休みからアロマテラピーの勉強を始めました。元々香料の成分や配合などに興味があったので、趣味を活かして、アロマテラピーの資格を取りたいなと思い、チャレンジしてみました。
アロマの香りを嗅ぐことで、テストの時など緊張する場面で、自分自身を落ち着かせることができるので、すごくオススメです(笑)。
わかったつもりが……
さて、今回は「これまでにバズったDP科目の授業」について話していきたいのですが、IBの授業は、先生と生徒が一体となって、積極的にディスカッションをするなど、自分を表現するがことが多い授業スタイルだなと感じています。
その中でも、私の中でバズった授業は、Biology の授業です。教科書は英語で、授業自体は日本語で受けています。この授業の特徴としては、先生の説明を聞いた後に、友達同士でその日に学んだことを、自分の言葉で説明し合うことです。
「学んだことを説明するだけでしょ?簡単じゃない?」と思う方もいるかもしれませんが、これが意外と難しいのです。自分が分かったつもりでいても、いざ説明してみるとなると、そう簡単にはいかなかったり、新しい疑問が生まれたりと、実際にアウトプットを行わないと気づかないことが多いのです。
例えば、先生の説明を聞いて、なるほど!理解できた!と感じた問題があったとします。しかし、もしその問題が分からない友達に説明するとなると、本当に問題を理解できていないと上手く説明できないのです。
学習スタイル
自分が理解した内容をそのまんま説明するだけでは、分かっていない友達に理解してもらうことは難しく、その友達に伝わりやすい例を考えたり、言い換えたりして、簡単に説明するには、自分自身のちゃんとした理解が必要になるからです。
また、家で1人で復習する際、その日学んだこと全て復習することも大事ですが、自分が理解できていなかった部分を明確にしていると、そこを重点的に復習できると思うので、効率も良いと感じています。
友達に説明してみることで、理解度も深まるし、自分の分かっていなかった部分にも気づけるので、この授業スタイルは凄く良いと思うし、どの授業でもアウトプットを活かしていくことが大切だと思います。
今からIBを始める君へ
これからIBを始める皆さん!IBには、たくさんの試練が待ち受けていると聞いているかもしれません。確かにそれはそうだと思います(笑)。私もまだIBを始めて約9ヶ月なので、まだIBの大変さをそれほど実感できていませんが、これから新学期に入るにあたり、冒頭にもお話した、Internal Assessment や Extended Essay などの個人研究が始まります。正直言ってすごく不安です(笑)。しかし、これらをできないことは決してないと思うし、自分がIBを通して学んだことは、将来絶対に役に立つと信じているので、根気強く、一つ一つ乗り越えていきたいと思います。
IBは個人競技ではなく、団体競技であり、自分1人ではIBDPを合格することはできないと思っています。クラスメイト、先生方、家族など、自分の身近な方々のサポートがあってこそ、合格できるのではないかと思います。
もし、IBを選択しようか迷っている方がいたら、ぜひチャレンジしてもらいたいです。そして、皆さんも、IBを信じて、自分自身の成長のために、一緒に頑張っていきましょう!